2009年 11月 09日
中学校の給食 |
香南市の4000食の統合給食センター問題。最近足しげく、野市や夜須に通っている。既存の学校に併設した準自校方式化している現状の施設は貴重な財産。それを捨てて統合したら、禍根を残すことにきっとなると思う。自衛隊も来て、どっさり税収もあがるわけで、そんなところをケチケチすることはないのに。
夜須はK藤県議も反対にまわるなど反対派がかなり形になってきて、政治争点化しつつある。現市長も、ここで拙速に押し切るのではなく、次期市長選の公約にすればよろしい。
高知市民として、香南市を取材していて一抹のむなしさを感じるのは、なんぼここが、ざっとしちゅうかもしれんけど、現に今、中学校に給食がある。高知市は小学校だけ。これって一体何なの。
しばらく前に、高知市でも中学校給食が話題になった時があった。松尾市政時代に彼自身が、選挙公約に掲げたのだ。確か最初は弁当方式、次は小学校とのセットの親子方式になったが、民主勢力は、親子方式に反対して、この計画をつぶしたという記憶がある。これにチカちゃんも絡む。
「ざっとした給食ならないがまし」というのがスタンス。自分は当時から、この考えには違和感があったが、それはさておき、教組が強い地域、元革新自治体のほうが、保守的な地域より給食が遅れているケースが多いというのは残念ながら事実だ。安芸にはぜんぜんないし、高知市は中学なし、確か中村も遅れていたはず。
この遅れをつくった根っこのようなものを、改めて現在、香南市の話の中で感じている。要するに給食関係の運動は、現存する給食の民間委託や統廃合問題には熱心でも、今もって給食そのものがない地域を問題にする視点はすっぽり抜け落ちている。
子供の現実からではなく、観念的な「理想の給食」を追い求めているようにも見える。ある学校栄養士に「なんぼセンターでも、ないよりはえいがやない」と問いかけたが、「いいかげんなものをつくると、後々の子供がずっとそれで食べなければならないからいらん」と言い、弁当をもってこられないような生徒には、生保でフォローすべきだと、こともなげに言ったのには驚いた。
じゃあ、生保以外の子はどうなるのかと。また生保を受けていても、なかなか子供にまで回っていかないのが現実。まして弁当を作るとなれば、金だけの問題ではない。このあたりの現実を分かっているのだろうか。
思い起こせば、高知市立中の中学生は高知県で一番、金をかけてもらっていない。教室はすし詰め、給食はない。校舎はボロボロ。一種のネグレクト。高知市の中学生の学力云々を言う前に、せめて他町村なみに、給食だけでも、食わしてやってくれないか。
最近、凝っている筆記用具は、0.9ミリシャープで商品名は「プレスマン」。0・5は、ポキポキよく芯が折れて往生したが、それが皆無になった。値段は200円くらい。安くて戦力になってますよ。
夜須はK藤県議も反対にまわるなど反対派がかなり形になってきて、政治争点化しつつある。現市長も、ここで拙速に押し切るのではなく、次期市長選の公約にすればよろしい。
高知市民として、香南市を取材していて一抹のむなしさを感じるのは、なんぼここが、ざっとしちゅうかもしれんけど、現に今、中学校に給食がある。高知市は小学校だけ。これって一体何なの。
しばらく前に、高知市でも中学校給食が話題になった時があった。松尾市政時代に彼自身が、選挙公約に掲げたのだ。確か最初は弁当方式、次は小学校とのセットの親子方式になったが、民主勢力は、親子方式に反対して、この計画をつぶしたという記憶がある。これにチカちゃんも絡む。
「ざっとした給食ならないがまし」というのがスタンス。自分は当時から、この考えには違和感があったが、それはさておき、教組が強い地域、元革新自治体のほうが、保守的な地域より給食が遅れているケースが多いというのは残念ながら事実だ。安芸にはぜんぜんないし、高知市は中学なし、確か中村も遅れていたはず。
この遅れをつくった根っこのようなものを、改めて現在、香南市の話の中で感じている。要するに給食関係の運動は、現存する給食の民間委託や統廃合問題には熱心でも、今もって給食そのものがない地域を問題にする視点はすっぽり抜け落ちている。
子供の現実からではなく、観念的な「理想の給食」を追い求めているようにも見える。ある学校栄養士に「なんぼセンターでも、ないよりはえいがやない」と問いかけたが、「いいかげんなものをつくると、後々の子供がずっとそれで食べなければならないからいらん」と言い、弁当をもってこられないような生徒には、生保でフォローすべきだと、こともなげに言ったのには驚いた。
じゃあ、生保以外の子はどうなるのかと。また生保を受けていても、なかなか子供にまで回っていかないのが現実。まして弁当を作るとなれば、金だけの問題ではない。このあたりの現実を分かっているのだろうか。
思い起こせば、高知市立中の中学生は高知県で一番、金をかけてもらっていない。教室はすし詰め、給食はない。校舎はボロボロ。一種のネグレクト。高知市の中学生の学力云々を言う前に、せめて他町村なみに、給食だけでも、食わしてやってくれないか。
最近、凝っている筆記用具は、0.9ミリシャープで商品名は「プレスマン」。0・5は、ポキポキよく芯が折れて往生したが、それが皆無になった。値段は200円くらい。安くて戦力になってますよ。
by tosahiro-k
| 2009-11-09 01:27
| 取材こぼれ話