2010年 06月 10日
公共人をめざす若者 |
NHKニュースの公共人をめざすという、新しい若者像の紹介。なかなか興味深かった。自主保育や不登校支援などかつては左翼が影響力を持っていた分野のボランティア的社会貢献活動を、都市青年の先進部分が、進出して熱心に活動していた。
「利潤追求だけでなく社会貢献がしたい」という思いの発露だという。
おそらくこれは、「新しい公共」の端緒であり、国家が放置して置き去りにされた人たちへのサービスを補完することで問題解決をめざすものの、地に足の着いた運動を母体にしてはいないため、資金を企業に求めるなど、社会を変革する方向はまだみえない。
しかし、青年が社会問題に目を向け、解決のために動くことはすばらしいことだし、彼らがまじめに問題解決を考えていくならば、必ず今の日本社会の矛盾を打破しなければ進めないというところに行き着かざるを得ないだろう。
高知でも少なくない大学生がホームレス問題に関心を寄せ、活動に参加してきたりと、同じような傾向があることは感じている。この変化に左翼が大きく立ち遅れていることに、もどかしさを覚えながらも、今後に注目していきたい。
「利潤追求だけでなく社会貢献がしたい」という思いの発露だという。
おそらくこれは、「新しい公共」の端緒であり、国家が放置して置き去りにされた人たちへのサービスを補完することで問題解決をめざすものの、地に足の着いた運動を母体にしてはいないため、資金を企業に求めるなど、社会を変革する方向はまだみえない。
しかし、青年が社会問題に目を向け、解決のために動くことはすばらしいことだし、彼らがまじめに問題解決を考えていくならば、必ず今の日本社会の矛盾を打破しなければ進めないというところに行き着かざるを得ないだろう。
高知でも少なくない大学生がホームレス問題に関心を寄せ、活動に参加してきたりと、同じような傾向があることは感じている。この変化に左翼が大きく立ち遅れていることに、もどかしさを覚えながらも、今後に注目していきたい。
by tosahiro-k
| 2010-06-10 21:55
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