2012年 02月 28日
高知短大廃止(2) |
高知短大廃止問題に関連して、本日の県議会本会議で尾﨑知事から、短大廃止については変化はなかったのだが、一方でいくつかかなり踏み込んだ発言があった。
①県立大の授業料免除から4%枠を撤廃
該当する学生は全員免除となることに。2011年度には対象となるにもかかわらず、約30人がはねられており、大きな前進である。もっとも、厳しい成績条項や、奨学金を借りなければ免除しないというところは、そのままなので、そこはさらなる改善は必要なのだが、今回の議論の中で知事も制度をみて、このままではいかんと感じたのだろう。まずは英断といえる。
大学法人との話はおそらくこれからだろうが、この種の話は大学側は相当鈍いので、この問題での設置者としての知事のリーダーシップは評価できる。
②夜間と土日で4年学士をとれる夜間主コースを設置
定員は少なくても30人、学費は昼間コースの半額にするなど、働きながら学ぶ機能を充実させる、金がなくて学べないということにはしないと強調した。これもかなり思い切った内容で、おそらくは大学側がごにょごにょいうのを、知事側が押し切ったような気配もある。
21日の提案理由説明の段階ではまったく明らかにされていなかった内容が、今日はかなり出てきた。だから短大廃止をはいそうですかとはならないにしても、県側も努力していることは伝わってきたし、少なくても21日段階のような木で鼻をくくったものではなく、それなりの議論の前提にはなるのではないだろうか。ただ、「コース」はいつでも簡単に変えることができるので、しばらくして立ち消えということもある。
質問議員が言っていたように、こういう具体案が出されてから議論すべきところを、話があべこべで、廃止を決めパブリックコメントをしたあとで、出てきてしまう議論の急ぎすぎが今更ながら残念である。
夜間コース置くんだったら、その中に、2年で履修する短期コースを併設させることはできないものですかね。
①県立大の授業料免除から4%枠を撤廃
該当する学生は全員免除となることに。2011年度には対象となるにもかかわらず、約30人がはねられており、大きな前進である。もっとも、厳しい成績条項や、奨学金を借りなければ免除しないというところは、そのままなので、そこはさらなる改善は必要なのだが、今回の議論の中で知事も制度をみて、このままではいかんと感じたのだろう。まずは英断といえる。
大学法人との話はおそらくこれからだろうが、この種の話は大学側は相当鈍いので、この問題での設置者としての知事のリーダーシップは評価できる。
②夜間と土日で4年学士をとれる夜間主コースを設置
定員は少なくても30人、学費は昼間コースの半額にするなど、働きながら学ぶ機能を充実させる、金がなくて学べないということにはしないと強調した。これもかなり思い切った内容で、おそらくは大学側がごにょごにょいうのを、知事側が押し切ったような気配もある。
21日の提案理由説明の段階ではまったく明らかにされていなかった内容が、今日はかなり出てきた。だから短大廃止をはいそうですかとはならないにしても、県側も努力していることは伝わってきたし、少なくても21日段階のような木で鼻をくくったものではなく、それなりの議論の前提にはなるのではないだろうか。ただ、「コース」はいつでも簡単に変えることができるので、しばらくして立ち消えということもある。
質問議員が言っていたように、こういう具体案が出されてから議論すべきところを、話があべこべで、廃止を決めパブリックコメントをしたあとで、出てきてしまう議論の急ぎすぎが今更ながら残念である。
夜間コース置くんだったら、その中に、2年で履修する短期コースを併設させることはできないものですかね。
by tosahiro-k
| 2012-02-28 18:17
| 取材こぼれ話