2012年 04月 10日
再度、オカーンかオケインか |
北朝鮮のミサイル発射に関連して米イージス艦オカーンが佐世保に入ったことが報じられていますが、その内容や是非についてはここではさておき、その呼称について、オケインではないかという指摘があるようです。所詮はカタカナの話なのでどちらでもよい話ではありますが、これまでの経過がありますから、少し書いておきます。
ツイッターで在日米海軍司令部がオケインであると書いているとのことですが、2008年に高知でも記事を書く時に同じようなことが問題になり、メディアの対応は分かれました。が、この時の艦の発表ではオカーンでした。当事者である艦の公式なペーパーのほうが信頼できます。
おそらく在日米海軍司令部でツイートしているのは、日本人の広報スタッフだろうと思いますので、一般的な発音のことは分かっても、移民系の訛りのことはあまり知らない可能性がありますね。
2008年に艦の広報が直接リリースした資料が探したら見つかりましたので、いくつか紹介しておきます。
4月11日に追記 ツイッターで上記の在日米海軍司令部に、「艦がこういうペーパー配ってますが」と問い合わせてみることに。
返答は以下。「おそらく船側が寄港させていただいた感謝の気持ちを日本語でお伝えしたくて、どこかで翻訳してもらったのでしょう。駆逐艦オケイン、艦名の由来はリチャード・オケイン海軍少将です。確認しましたがO'Kaneをオカーンと発音する例は皆聞いた事がないと申しております」
この紙は艦が公式にリリースし、同行していた司令部の通訳に何度も確認して、それに基づいて多くのメディアが報じているもの。どちらが正しいというより、所詮はカタカナで書く話なので、どう表現するかは、多分に感覚的なものではあるのだろうが、日本人にはオケーンというように聞こえる人が多いような気がする。これをオカーンと書くか、オケインと書くのかという問題。
「聞いたことがないのに」、2008年に続いて今回も「オカーン」と書くメディアが少なくないということは、今回も米軍側がそうリリースしている可能性は高いわけで、司令部のツイッターがそれを訂正するというのであれば、「聞いたことがない」で済ませるのではなく、艦に確認して、きちんと対応していただきたいものだ。
ツイッターで在日米海軍司令部がオケインであると書いているとのことですが、2008年に高知でも記事を書く時に同じようなことが問題になり、メディアの対応は分かれました。が、この時の艦の発表ではオカーンでした。当事者である艦の公式なペーパーのほうが信頼できます。
おそらく在日米海軍司令部でツイートしているのは、日本人の広報スタッフだろうと思いますので、一般的な発音のことは分かっても、移民系の訛りのことはあまり知らない可能性がありますね。
2008年に艦の広報が直接リリースした資料が探したら見つかりましたので、いくつか紹介しておきます。
4月11日に追記 ツイッターで上記の在日米海軍司令部に、「艦がこういうペーパー配ってますが」と問い合わせてみることに。
返答は以下。「おそらく船側が寄港させていただいた感謝の気持ちを日本語でお伝えしたくて、どこかで翻訳してもらったのでしょう。駆逐艦オケイン、艦名の由来はリチャード・オケイン海軍少将です。確認しましたがO'Kaneをオカーンと発音する例は皆聞いた事がないと申しております」
この紙は艦が公式にリリースし、同行していた司令部の通訳に何度も確認して、それに基づいて多くのメディアが報じているもの。どちらが正しいというより、所詮はカタカナで書く話なので、どう表現するかは、多分に感覚的なものではあるのだろうが、日本人にはオケーンというように聞こえる人が多いような気がする。これをオカーンと書くか、オケインと書くのかという問題。
「聞いたことがないのに」、2008年に続いて今回も「オカーン」と書くメディアが少なくないということは、今回も米軍側がそうリリースしている可能性は高いわけで、司令部のツイッターがそれを訂正するというのであれば、「聞いたことがない」で済ませるのではなく、艦に確認して、きちんと対応していただきたいものだ。
by tosahiro-k
| 2012-04-10 11:02
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