2005年 01月 27日
ジャズボーカルはアニタ・オデイに限る |
この半年ほどミュージックバードの「PCMジャス喫茶」を欠かさずハードディスクにエアチェックして、岩浪洋三・寺島靖国氏ら御大の話をかなりの時間かけて聞いている。寺島氏の自己中ぶりにはいいかげん辟易するし、岩浪氏が売れっ子寺島氏にお追従しているところも気になるが、貴重な話題もポロポロ出てくるので聞き逃せない。話を聞いて一番影響されたのは白人女性ボーカルのこと。それまであまり視野に入っていなかったジャンルだったが俄然関心が出てきた。寺島氏や岩浪氏の話題はかなりオヤジのセクハラ的で「あいつには色気がない」「あと10人くらい男を経験してこい」だの言いたい放題だが、やっぱり「色気」は重要だと思う。
50年代の白人女性ボーカルではヘレン・メリル、クリス・コナー、アニタ・オデイ、ジューン・クリスティなどが有名だが、自分が一番好きなのはアニタ・オデイ。1919年生まれだから今も健在なら86歳のおばあちゃんになっているはず。
彼女が一番輝いていたのは50年代半ばだから35歳くらいの頃の話だ。アニタの色気はなんというか「男性的」というか、カラッとしていて、とっつきやすく暖かそう。でスイング感も抜群。あのものすごい形相で口開いてるジャケットは色気ダメだけど、「シングズ・ザ・ウィナーズ」のドレス姿はたまりません(このLP盤が欲しい!)。
ヘレン・メリルはべたっとしすぎで嫌み、クリス・コナーは固そうでちょっと近づきがたいイメージ。岩浪氏は著書でクリスはレズらしいと書いていたが、やっぱりそうなのかしら。一番良く聞くアルバムは定番の「ジス・イズ・アニタ」。森の中で座っている清楚なジャケットもなかなかよろしい。中でも一番好きなのは最後の「ビューティフル・ラブ」。何度聞いてもじーんときます。この盤は56年のモノラル録音なのだが(ヴァーブ)、実に量感たっぷりでアニタの声もリアル。オスカー・ピーターソンを従えた「アニタ・シングス・ザ・モスト」(56)も同様。素晴らしいの一言。
それと4344のウーファー2235H、うちに来て2ヶ月たったのだが、かなり音が変わってきた。低音が柔軟にすっと太く出る感じに変化した。セッティングが甘いので大音量だと出過ぎてしまってだめだけど、購入時にエッジを張り替えていたので、エージングが効いてきたのだろうか。15インチウーファーの醍醐味が少し分かってきた気がする。到着時とは随分音が変わりました。愛媛の4344の先輩yukinyさんも言ってたけど奥がまだまだ深そうなスピーカーです。
50年代の白人女性ボーカルではヘレン・メリル、クリス・コナー、アニタ・オデイ、ジューン・クリスティなどが有名だが、自分が一番好きなのはアニタ・オデイ。1919年生まれだから今も健在なら86歳のおばあちゃんになっているはず。
彼女が一番輝いていたのは50年代半ばだから35歳くらいの頃の話だ。アニタの色気はなんというか「男性的」というか、カラッとしていて、とっつきやすく暖かそう。でスイング感も抜群。あのものすごい形相で口開いてるジャケットは色気ダメだけど、「シングズ・ザ・ウィナーズ」のドレス姿はたまりません(このLP盤が欲しい!)。
ヘレン・メリルはべたっとしすぎで嫌み、クリス・コナーは固そうでちょっと近づきがたいイメージ。岩浪氏は著書でクリスはレズらしいと書いていたが、やっぱりそうなのかしら。一番良く聞くアルバムは定番の「ジス・イズ・アニタ」。森の中で座っている清楚なジャケットもなかなかよろしい。中でも一番好きなのは最後の「ビューティフル・ラブ」。何度聞いてもじーんときます。この盤は56年のモノラル録音なのだが(ヴァーブ)、実に量感たっぷりでアニタの声もリアル。オスカー・ピーターソンを従えた「アニタ・シングス・ザ・モスト」(56)も同様。素晴らしいの一言。
それと4344のウーファー2235H、うちに来て2ヶ月たったのだが、かなり音が変わってきた。低音が柔軟にすっと太く出る感じに変化した。セッティングが甘いので大音量だと出過ぎてしまってだめだけど、購入時にエッジを張り替えていたので、エージングが効いてきたのだろうか。15インチウーファーの醍醐味が少し分かってきた気がする。到着時とは随分音が変わりました。愛媛の4344の先輩yukinyさんも言ってたけど奥がまだまだ深そうなスピーカーです。
by tosahiro-k
| 2005-01-27 22:40
| オーディオ