森田県議会議長就任を祝う会 |
自民党の森田英二・県議会議長(3月県議会で選出された)の議長就任を祝う会(6月30日、新阪急H、会費1万円)の案内が、県幹部に大量に届けられたことが波紋を広げている。課長クラス以上の職員に案内が行っているようだ。
議会事務局に聞くと、公務ではないので関知していない、同種の「祝う会」の案内は過去に例がないとのことだった。
呼びかけ人代表は十河清・前副知事(現在空港ビル社長)。案内状は、各人宅に郵送されたわけではなく、議会事務局職員を通じて「私的」に各部に配布されている。
恰好としては、森田氏の取り巻きが、「自主的」に祝うということになってはいるが、職員にすれば、断るに断れない無言の圧力を感じるのは当然である。
権力を持つものこそ、こういうことは、してはならない。まして、政治資金パーティでもないはずなのに、会費は1万円。何でそんな額になるのだろうか。
これが前例になって、今後も議長がコロコロ毎年替わる度に、県幹部が「動員」されることになりやしないか。給料はなんだかんだと、ごっそりと削られる幹部職員の怨嗟の声があちこちから聞こえてくる。前副知事にも、これにはがっかりした。このようなかたちで名前を使われることを承知しているのだろうか。