2005年 09月 09日
DTC-1000ES復活 |
動作しなかった名機DTC-1000ESですが、モードスイッチの交換で復活。メカの動きはカッチリしていて頼もしい。ついでにメカ駆動のベルト3本、ピンチローラーも交換。18年前のモデルだけど業務用機とメカが共用なので、消耗品パーツがまだ入手できる。ありがたいことです。ヘッドもまだなんとか行けそう。DATのヘッドは実はほとんど摩耗しないという話があるが、あながち外れていないと思う。
天蓋を外すとテープローディングのメカは、ネジを4本程度外すとパカッと簡単にとれます。モーターが何個も贅沢に使われているのでメカ本体とローディングメカは完全に独立しており、位相に気を使う必要がないので楽チン。
ローディングメカを外したら、露出したメカ本体からモードスイッチのネジを2本外し、半田をどけて交換。このデッキも裏側のギアが割れていました。組み付け時には、最後の位置の微調整が微妙なので(ちょっとずれると動かない)、一瞬焦るかもしれません。うまく動かなかったら、微妙にずらして再トライすること。あ、それと組み付ける時のギアの位置は、「カセットがなくトレイがしまっている状態で、ギヤの筋を丸印に合わせる(らいちゃんのHPより)」。筋を合わせるのは▼ではなく●ですのでお間違いのないように。
ピンチローラーの交換は、固定用にはめこんである白いキャップをコジコジして外すだけだが、不安点は力を入れすぎるとテープパスが狂いそうなことと、キャップを飛ばしそうで怖いこと。どこかでセロテープを上から貼り付けておいてからこじる方法が紹介されていましたが、このやりかたがよいと思う。くれぐれもソフトにいきましょう。このパーツ交換で自己再録の場合の動作は問題なくなりました(ときどきドロップアウトを拾うけど)が、他のデッキで録ったテープにはかなりノイズが入る。解決にはテープパス調整が必要だが、自分の技量では到底無理なのでここで打ち止めです。
さて肝心の音のほうですが、このモデル、電源やアナログ出力回路、ヘッドホン回路にも贅沢に物量を投入し金がかかっていることもあり、かなり重厚でよろしいです。しかし、いかんせん懇談会仕様で設計が古すぎ。44Kや32K入力を受付ない、テープを入れて録音ポーズまで持っていかないとDACモードにならない、光入出力がない、アブソリュートタイムがないなど、実用上はなんとも使い勝手が悪いので、希少種として保存するか、処分するか悩んでいるところ。
実はその後、AIWAのXK-009も入手メンテしたので、また落ち着いたら報告する予定。
天蓋を外すとテープローディングのメカは、ネジを4本程度外すとパカッと簡単にとれます。モーターが何個も贅沢に使われているのでメカ本体とローディングメカは完全に独立しており、位相に気を使う必要がないので楽チン。
ローディングメカを外したら、露出したメカ本体からモードスイッチのネジを2本外し、半田をどけて交換。このデッキも裏側のギアが割れていました。組み付け時には、最後の位置の微調整が微妙なので(ちょっとずれると動かない)、一瞬焦るかもしれません。うまく動かなかったら、微妙にずらして再トライすること。あ、それと組み付ける時のギアの位置は、「カセットがなくトレイがしまっている状態で、ギヤの筋を丸印に合わせる(らいちゃんのHPより)」。筋を合わせるのは▼ではなく●ですのでお間違いのないように。
ピンチローラーの交換は、固定用にはめこんである白いキャップをコジコジして外すだけだが、不安点は力を入れすぎるとテープパスが狂いそうなことと、キャップを飛ばしそうで怖いこと。どこかでセロテープを上から貼り付けておいてからこじる方法が紹介されていましたが、このやりかたがよいと思う。くれぐれもソフトにいきましょう。このパーツ交換で自己再録の場合の動作は問題なくなりました(ときどきドロップアウトを拾うけど)が、他のデッキで録ったテープにはかなりノイズが入る。解決にはテープパス調整が必要だが、自分の技量では到底無理なのでここで打ち止めです。
さて肝心の音のほうですが、このモデル、電源やアナログ出力回路、ヘッドホン回路にも贅沢に物量を投入し金がかかっていることもあり、かなり重厚でよろしいです。しかし、いかんせん懇談会仕様で設計が古すぎ。44Kや32K入力を受付ない、テープを入れて録音ポーズまで持っていかないとDACモードにならない、光入出力がない、アブソリュートタイムがないなど、実用上はなんとも使い勝手が悪いので、希少種として保存するか、処分するか悩んでいるところ。
実はその後、AIWAのXK-009も入手メンテしたので、また落ち着いたら報告する予定。
by tosahiro-k
| 2005-09-09 21:05
| オーディオ