2005年 12月 15日
耐震偽造とアメリカの圧力 |
立花さんのブログで紹介されていた『拒否できない日本』。アメリカがアメリカンルール(単にアメリカが儲けるためのルール)を「グローバルスタンダード」と称して押し付けることが、今回の耐震偽造問題の根本にあったことがよく分かる。
95年1月の阪神大震災をダシにして、国民が願う安全性の向上ではなく、逆に切り下げにつながる検査体制を解体する建築基準法全面「改正」が98年に行われたのだが、その源流はWTOだった。
国民の安全をアメリカに平気で売り渡す売国屈辱政治の典型だが、当時の首相は橋本龍太郎氏。政党では共産以外がみな賛成。どうりでこの問題に関する橋本大二郎・高知県知事の反応は鈍いはずである(インチキをする建設会社や検査機関はやがては悪事が発覚してつぶれて淘汰されるので問題ないと言ってた)。A級戦犯は橋龍だったのである。
日本社会で大きな問題になることの底流を探れば、ことごとくアメリカの圧力に突きあたる。最近でいえば米軍基地問題はもちろん、郵政民営化、金融の自由化に低金利、赤字を垂れ流す公共事業、商店街を破壊しつくした大店法、牛肉の輸入、「司法改革」、そして憲法etc・・・。日本はアメリカに唯々諾々と付き従い国民の生活と安全を切り売りするだけの完全な属国だ。小泉首相も前原・民主党首もまるでアメリカの工作員だし、この異常さをまったく伝えないメディアも同罪。
いいかげんアメリカから真の独立をめざす社会的な動きが、そろそろ出てこなければならない時だと思う。
95年1月の阪神大震災をダシにして、国民が願う安全性の向上ではなく、逆に切り下げにつながる検査体制を解体する建築基準法全面「改正」が98年に行われたのだが、その源流はWTOだった。
国民の安全をアメリカに平気で売り渡す売国屈辱政治の典型だが、当時の首相は橋本龍太郎氏。政党では共産以外がみな賛成。どうりでこの問題に関する橋本大二郎・高知県知事の反応は鈍いはずである(インチキをする建設会社や検査機関はやがては悪事が発覚してつぶれて淘汰されるので問題ないと言ってた)。A級戦犯は橋龍だったのである。
日本社会で大きな問題になることの底流を探れば、ことごとくアメリカの圧力に突きあたる。最近でいえば米軍基地問題はもちろん、郵政民営化、金融の自由化に低金利、赤字を垂れ流す公共事業、商店街を破壊しつくした大店法、牛肉の輸入、「司法改革」、そして憲法etc・・・。日本はアメリカに唯々諾々と付き従い国民の生活と安全を切り売りするだけの完全な属国だ。小泉首相も前原・民主党首もまるでアメリカの工作員だし、この異常さをまったく伝えないメディアも同罪。
いいかげんアメリカから真の独立をめざす社会的な動きが、そろそろ出てこなければならない時だと思う。
by tosahiro-k
| 2005-12-15 17:59
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