2006年 06月 22日
東京佼成ウインドオーケストラ |
全国の吹奏楽部員のアイドル、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートに行ってきた。会場はかるぽーと。この施設、いろいろあったけど聞く分には非常に良いホールだと思う。自分はジャズとオーディオが主たる領域なのであるが、やはり生演奏は圧倒的に違う。あのダイナミックレンジは到底オーディオ装置などで再生できるはずはないわけで、機会があればジャンルにこだわらず(クラシック、民謡、演歌などなんでも)、生演奏を聴くことにしている。
満員の会場の8割は制服姿の吹奏楽部員という感じ。演目は第1部がクラシックと吹奏楽コンクールの課題曲、2部はガラリと嗜好を変えて派手な衣装でラテンの超スタンダードメドレー。アンコールはおなじみテキーラやエル・クンバンチェロだった。客席は圧倒に若い吹奏楽部員ばかりということもあり反応は抜群。盛り上がりすぎて演奏がよく聞こえない時もあったが、素晴らしかった。やはりプロはキレとメリハリが違う。トランペットのものすごいソロには圧倒された。高知という田舎でホンモノに接する機会は貴重である。子供らにはなるべく体験させてやりたいと思う。
コンサート終了後、子供が喜ぶだろうと、ミーハーおじさんになってCDに指揮者や演奏家にサインをしてもらうために並んだ(周りは高校生ばかりで恥ずかしかった・・・)。その甲斐あって、持ち帰ったCDにうちの子供は発狂せんばかりに喜んでいた。
さて、これだけでは高知民報記者のブログとしては面白みにかけるので、会場で見かけた面白い光景を少し。
自分の席は3階の桟敷みたいなところだったので、2階の様子がよく見えた。で、開演前に2階の最前列中央で見かけた男性、あれは秘書の選挙違反で民主党代議士を辞職した五島正規氏ではないか。過去には随分とボロクソにやらせてもらった人物だ。よど号ハイジャック犯のシンパだったにはじまり、ミドリ十字から献金をもらっていたなどネタにつきない人だった。見たところ1人で来ていたようなので、純粋に音楽が好きなのだろう。医者はオーディオ好きは多いし。その五島氏の席の隣に予約された空席がある。もしやこれは・・・。
案の定、そこに姿を現したのは、橋本大二郎県知事夫妻。オーディオの話で意気投合したことがある今城特別秘書を連れている。先に着席していた五島氏の前を、橋本夫妻が「前をすみません」状態で通過する超ニアミス。五島氏は橋本知事の天敵・県職労の、元組織内候補で「解同」の覚えもよい。端でウォッチしているこちらが気まずさでドキドキしたが、その後も両者は一言あいさつしただけで、まったく話さなかった。
やがて時間が経過してラテン演奏になると、橋本知事はマラカスを持たされて、なかなかの手つきで軽快にノリノリ状態。孝子さんもご機嫌である。そしてその横の五島氏。はじめは例のいかめしい顔だったが、いつしか楽しげにリズムを打っているでないか。2-3というラテン独特のちょっとした変形リズムにもうまくのっている。リズム感は良いようだ。緊張感が漂いながらも、ともに音楽の楽しみを共有している様子をみて、やはり音楽はいいもんだと思った。
満員の会場の8割は制服姿の吹奏楽部員という感じ。演目は第1部がクラシックと吹奏楽コンクールの課題曲、2部はガラリと嗜好を変えて派手な衣装でラテンの超スタンダードメドレー。アンコールはおなじみテキーラやエル・クンバンチェロだった。客席は圧倒に若い吹奏楽部員ばかりということもあり反応は抜群。盛り上がりすぎて演奏がよく聞こえない時もあったが、素晴らしかった。やはりプロはキレとメリハリが違う。トランペットのものすごいソロには圧倒された。高知という田舎でホンモノに接する機会は貴重である。子供らにはなるべく体験させてやりたいと思う。
コンサート終了後、子供が喜ぶだろうと、ミーハーおじさんになってCDに指揮者や演奏家にサインをしてもらうために並んだ(周りは高校生ばかりで恥ずかしかった・・・)。その甲斐あって、持ち帰ったCDにうちの子供は発狂せんばかりに喜んでいた。
さて、これだけでは高知民報記者のブログとしては面白みにかけるので、会場で見かけた面白い光景を少し。
自分の席は3階の桟敷みたいなところだったので、2階の様子がよく見えた。で、開演前に2階の最前列中央で見かけた男性、あれは秘書の選挙違反で民主党代議士を辞職した五島正規氏ではないか。過去には随分とボロクソにやらせてもらった人物だ。よど号ハイジャック犯のシンパだったにはじまり、ミドリ十字から献金をもらっていたなどネタにつきない人だった。見たところ1人で来ていたようなので、純粋に音楽が好きなのだろう。医者はオーディオ好きは多いし。その五島氏の席の隣に予約された空席がある。もしやこれは・・・。
案の定、そこに姿を現したのは、橋本大二郎県知事夫妻。オーディオの話で意気投合したことがある今城特別秘書を連れている。先に着席していた五島氏の前を、橋本夫妻が「前をすみません」状態で通過する超ニアミス。五島氏は橋本知事の天敵・県職労の、元組織内候補で「解同」の覚えもよい。端でウォッチしているこちらが気まずさでドキドキしたが、その後も両者は一言あいさつしただけで、まったく話さなかった。
やがて時間が経過してラテン演奏になると、橋本知事はマラカスを持たされて、なかなかの手つきで軽快にノリノリ状態。孝子さんもご機嫌である。そしてその横の五島氏。はじめは例のいかめしい顔だったが、いつしか楽しげにリズムを打っているでないか。2-3というラテン独特のちょっとした変形リズムにもうまくのっている。リズム感は良いようだ。緊張感が漂いながらも、ともに音楽の楽しみを共有している様子をみて、やはり音楽はいいもんだと思った。
by tosahiro-k
| 2006-06-22 00:47
| オーディオ