2006年 08月 22日
夏の甲子園終わる |
夏の甲子園が早稲田実業の優勝で終わった。延長再試合となった決勝の白熱ぶりに全国が固唾を飲んだ。同時期に行われていた同じ年頃の若者がやっていた例の歌謡ショーというかボクシングショーとは、まったく異質の素晴らしいものであった。ただどっちのチームもやってたけど、あの一本指は友民党のともだちみたいで、いやだった。
早実の斉藤投手。振りかぶり方は、ちまちましていて、ユーモラスなのだが、くる球はすごかった。150キロ近い剛速球がどんどんくるのは見ていてスカッとする。そして荒木大輔以来の甘いマスク。これは全国のオバサマ方のハートをまともに射抜いた。俄早実ファンが全国で大量に発生して「サイトウくーん」と声援を飛ばしたのは確実だと思う。
これを機に野球が復権すれば面白いと思う。サッカーと比べ野球は比較的ナショナリズムに利用されにくい歴史がある。特に高校野球は、お国自慢大会なので、国家主義的なものとは無縁であり、地方の自立につながる道州制的なものとはベクトルの異なる独自色をはぐくむ要素があるので面白い。甲子園と戦争というのも、結びつきが深い。沢村栄治、銀傘の撤去、敵性語禁止の話などエピソードも事欠かない。
ということで、はや関心は来春の選抜に移っていくわけだが、まだ甲子園に行ったことがない方。来年は是非テレビで見るだけでなく行ってみることをおすすめしたい。あの独特の雰囲気はやはり行かないと分からない。
高知からだと自家用で神戸まで淡路島経由で4時間かからない。あとは神戸市内に車をおいて(自分は新長田駅近くの市営駐車場に入れた。丸1日置いても1000円程度)、JRと阪神電車で球場を往復するのがおすすめ。帰りに三ノ宮の買い物、異人館めぐり、中華街や神戸市役所最上階の展望台(無料)などをセットにすると充実すると思う。高知出身・小松益喜の画を訪ねるのも渋いかも。
早実の斉藤投手。振りかぶり方は、ちまちましていて、ユーモラスなのだが、くる球はすごかった。150キロ近い剛速球がどんどんくるのは見ていてスカッとする。そして荒木大輔以来の甘いマスク。これは全国のオバサマ方のハートをまともに射抜いた。俄早実ファンが全国で大量に発生して「サイトウくーん」と声援を飛ばしたのは確実だと思う。
これを機に野球が復権すれば面白いと思う。サッカーと比べ野球は比較的ナショナリズムに利用されにくい歴史がある。特に高校野球は、お国自慢大会なので、国家主義的なものとは無縁であり、地方の自立につながる道州制的なものとはベクトルの異なる独自色をはぐくむ要素があるので面白い。甲子園と戦争というのも、結びつきが深い。沢村栄治、銀傘の撤去、敵性語禁止の話などエピソードも事欠かない。
ということで、はや関心は来春の選抜に移っていくわけだが、まだ甲子園に行ったことがない方。来年は是非テレビで見るだけでなく行ってみることをおすすめしたい。あの独特の雰囲気はやはり行かないと分からない。
高知からだと自家用で神戸まで淡路島経由で4時間かからない。あとは神戸市内に車をおいて(自分は新長田駅近くの市営駐車場に入れた。丸1日置いても1000円程度)、JRと阪神電車で球場を往復するのがおすすめ。帰りに三ノ宮の買い物、異人館めぐり、中華街や神戸市役所最上階の展望台(無料)などをセットにすると充実すると思う。高知出身・小松益喜の画を訪ねるのも渋いかも。
by tosahiro-k
| 2006-08-22 11:49
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