2006年 08月 26日
坂東氏のコメント |
8月26日付高知新聞の取材に答えたという坂東氏のコメントが出ているので、全国の方々に要旨を紹介する。
「私は、子猫を殺しているだけではない。鶏も殺して食べてもいる。ムカデもアリも、蚊も殺している。生きるという行為に、殺しは含まれている。高知の自然の中に生きている人たちにとっては自明の理だが、都会生活では、殺しという面は隠されている。今回のエッセーは、生と死、人にとって、獣にとって生とは何か、という一連の思考の中から出てきたもの」
ふむふむ。坂東流のデフォルメはあったにせよ、自分や土佐高知さんの書いていた論点はあまり外れていなかったようだ。彼女は「死」について、我々にはない敏感な感性を持っているが故のことのように思える。
実は自分は動物愛護団体は好きではない。少年の時、イルカの網を切って逃がしたイギリス人(?)に憤激した覚えがあるし、反捕鯨を押し付ける外国もむかっ腹がたった(現在は外洋捕鯨に反対の立場に宗旨がえしてます)。鯨を殺し尽くして、牛をシステマチックに殺しまくっているのに全然当事者意識のないピントがずれまくりのアングロサクソンの連中、グリンピースなんか大馬鹿ものだと思っている。確かに都市生活には死の臭いが稀薄すぎる。死が分からないものは、生も分からないというのは、自分も常々考えていることだ。日本人はもっときちんと死にむきあったほうがよいと思う。坂東氏には、これにめげずに、都会の虚構を衝いてもらいたいものである。
「私は、子猫を殺しているだけではない。鶏も殺して食べてもいる。ムカデもアリも、蚊も殺している。生きるという行為に、殺しは含まれている。高知の自然の中に生きている人たちにとっては自明の理だが、都会生活では、殺しという面は隠されている。今回のエッセーは、生と死、人にとって、獣にとって生とは何か、という一連の思考の中から出てきたもの」
ふむふむ。坂東流のデフォルメはあったにせよ、自分や土佐高知さんの書いていた論点はあまり外れていなかったようだ。彼女は「死」について、我々にはない敏感な感性を持っているが故のことのように思える。
実は自分は動物愛護団体は好きではない。少年の時、イルカの網を切って逃がしたイギリス人(?)に憤激した覚えがあるし、反捕鯨を押し付ける外国もむかっ腹がたった(現在は外洋捕鯨に反対の立場に宗旨がえしてます)。鯨を殺し尽くして、牛をシステマチックに殺しまくっているのに全然当事者意識のないピントがずれまくりのアングロサクソンの連中、グリンピースなんか大馬鹿ものだと思っている。確かに都市生活には死の臭いが稀薄すぎる。死が分からないものは、生も分からないというのは、自分も常々考えていることだ。日本人はもっときちんと死にむきあったほうがよいと思う。坂東氏には、これにめげずに、都会の虚構を衝いてもらいたいものである。
by tosahiro-k
| 2006-08-26 20:00
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