2006年 10月 25日
IP電話障害 |
NTT西日本のIP電話が「つながりにくく」なった事がニュースになっていたが、実は我が家も今年の春からNTTのIP電話「ひかり電話」を導入していたので、モロに影響を受けた。23日午前から「かかりにくい」どころではなくて、まったくつながらない状態がまる24時間以上続いた。「つながりにくい」というのはおそらくNTT側の流している言葉だと思うが、実態を正確にあらわしていない。不通というのが正しい。
うちの電話をIP電話に替えてからの変化としては、受話器をとった時にピーピーと変な音が数秒する、使用に影響はないが全体にノイズが多い(サーというノイズ)、固定料金が月525円でかなりランニングコストが下がったということくらいなのだが、このようなトラブルがあるようでは、まだまだ「安かろう悪かろう」という域を出ていなかった。障害が出ると広範囲に及ぶのがIP網の怖いところだ。まあ自宅の固定電話は不通になっても、携帯もあるのでさほど困らないのだが、仕事場では困る。上町のある国会議員関係の事務所は新築した時に全館IPにしたため、今回終日電話もFAXも通じず、まったくのお手上げ状態で困ったそうだ。
うちが昨年末に「ひかり電話」を申し込んだ時も、CMで募集しているにもかかわらず、モデムの開発が間に合っておらず、申し込みはうけるが、つくのはだいぶ先になるので困ったとセールスがこぼしていた。少しでも早く募集して客を取り込もうという営業的な観点だけから、十分なテストを行わないまま、見切り発車していたのである。これではトラブルが起きても当然。客はモルモットというわけか。
ソニーの凋落が象徴的だが、バブル期以降、過度な競争とリストラ、生産拠点の海外移転と中小企業倒産により日本の技術力は確実に落ちてきている。こんな事では独占資本のもうけにもかかわると思うのだが、これが資本主義の腐朽ってことだろうか。
うちの電話をIP電話に替えてからの変化としては、受話器をとった時にピーピーと変な音が数秒する、使用に影響はないが全体にノイズが多い(サーというノイズ)、固定料金が月525円でかなりランニングコストが下がったということくらいなのだが、このようなトラブルがあるようでは、まだまだ「安かろう悪かろう」という域を出ていなかった。障害が出ると広範囲に及ぶのがIP網の怖いところだ。まあ自宅の固定電話は不通になっても、携帯もあるのでさほど困らないのだが、仕事場では困る。上町のある国会議員関係の事務所は新築した時に全館IPにしたため、今回終日電話もFAXも通じず、まったくのお手上げ状態で困ったそうだ。
うちが昨年末に「ひかり電話」を申し込んだ時も、CMで募集しているにもかかわらず、モデムの開発が間に合っておらず、申し込みはうけるが、つくのはだいぶ先になるので困ったとセールスがこぼしていた。少しでも早く募集して客を取り込もうという営業的な観点だけから、十分なテストを行わないまま、見切り発車していたのである。これではトラブルが起きても当然。客はモルモットというわけか。
ソニーの凋落が象徴的だが、バブル期以降、過度な競争とリストラ、生産拠点の海外移転と中小企業倒産により日本の技術力は確実に落ちてきている。こんな事では独占資本のもうけにもかかわると思うのだが、これが資本主義の腐朽ってことだろうか。
by tosahiro-k
| 2006-10-25 09:38
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