2007年 08月 19日
佐賀北高校 |
優勝候補帝京をサヨナラで破った佐賀県立佐賀北高校。延長13回表の帝京の攻撃。センターを襲ったフェンスに迫る痛烈な大飛球。センターは懸命にバックしキャッチするもフェンスに激突し転倒。が、ボールはしっかり握って離さなかった。確かランナーは貯まっていた?ので抜ければ決定的な場面だ。見ていて「おおっ」と思わず声が出た。そしてスタンド満場の拍手。こちらが感激してしまった。
そして裏の佐賀北の攻撃では、本当に野球ではこういうことがよくあるのだが、このセンターがラッキーボーイとなり2アウトからレフト前へ根性で持っていき、続く2連打で一気にホームを踏みサヨナラで試合を決めた。13回表のセンターの超美技(美技というにはあまりに痛々しかったが)は値千金だった。
このプレイで思い出したのは、30年ほど昔、サイクルヒットで知られる土佐高の玉川が(彼も確かセンターだったような記憶がある、白のアンダーシャツとグリップの低い独特の打撃フォーム、リストの効いた鋭いスイングなど、本当にカッコよかった)、県予選で大飛球を追ってフェンスに激突し重傷を負った事故。
当時はフェンスにクッションなどはなく、非常に危険な環境で外野手はプレイしていたのだ。今はフェンスに弾力のある材質が用いられており、今日の試合でも選手がスポンジ材のようなものにめり込むのが見えた。怪我がなくて何よりだった。
試合終了後の佐賀北の監督は、「まさか勝てるとは」と驚きながら、選手のことを生徒、生徒と呼んでいたのが印象的だった。この人「先生」なんだなという感じがよく伝わってきて、なんだかうれしくなった。
追記 20日付けの「朝日新聞」に作家の重松清が、このセンターの守備と、その美技に拍手を贈った帝京スタンドについて書いていた。「毎日新聞」には、フェンスへの激突シーンの連続写真。本人はまったくフェンスがあることを意識していなかったようで、顔面からまともに行っている。クッション材がなければ重大事故になっていただろう。
そして裏の佐賀北の攻撃では、本当に野球ではこういうことがよくあるのだが、このセンターがラッキーボーイとなり2アウトからレフト前へ根性で持っていき、続く2連打で一気にホームを踏みサヨナラで試合を決めた。13回表のセンターの超美技(美技というにはあまりに痛々しかったが)は値千金だった。
このプレイで思い出したのは、30年ほど昔、サイクルヒットで知られる土佐高の玉川が(彼も確かセンターだったような記憶がある、白のアンダーシャツとグリップの低い独特の打撃フォーム、リストの効いた鋭いスイングなど、本当にカッコよかった)、県予選で大飛球を追ってフェンスに激突し重傷を負った事故。
当時はフェンスにクッションなどはなく、非常に危険な環境で外野手はプレイしていたのだ。今はフェンスに弾力のある材質が用いられており、今日の試合でも選手がスポンジ材のようなものにめり込むのが見えた。怪我がなくて何よりだった。
試合終了後の佐賀北の監督は、「まさか勝てるとは」と驚きながら、選手のことを生徒、生徒と呼んでいたのが印象的だった。この人「先生」なんだなという感じがよく伝わってきて、なんだかうれしくなった。
追記 20日付けの「朝日新聞」に作家の重松清が、このセンターの守備と、その美技に拍手を贈った帝京スタンドについて書いていた。「毎日新聞」には、フェンスへの激突シーンの連続写真。本人はまったくフェンスがあることを意識していなかったようで、顔面からまともに行っている。クッション材がなければ重大事故になっていただろう。
by tosahiro-k
| 2007-08-19 22:55
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