2012年 03月 15日
広辞苑で「凍結」を引く。
こおりつくこと。氷結。「路面が―する」_資産・資金などをそのままとどめておいて、移動または使用を禁止すること。また、物事の処理を一時的に保留の状態にすること。「資産―」「開発計画を―する」
高知新聞が今朝の本日朝刊で、この間議論のあった、こども条例関連予算を「事実上凍結へ」と4段もの見出しを立てた。記事中には「関連予算の執行は事実上、当面凍結されることになった」とある。
ニュースの核心部で事実上、当面、という言葉が踊る奇妙な文章だ。
県側が言っているのは、「議会で批判意見が出たことは重く受け止める、時期については慎重に考え執行する」という事であり、「事実上、凍結」というのは高新側が書いたことである。
執行部が、議会の議論を「重く受け止める」のは当たり前のことだし、予算執行の時期を判断するのは、執行部の権限であるわけであるから、たとえば5月に執行するつもりだったが、より内容を慎重に検討して6月になるということはあるだろうと思うし、県もそういうことを言っているに過ぎず、特に目を引く物もない。
それを持って「事実上の凍結」と高新は言う。
冒頭紹介した広辞苑にあるように、凍結には、「移動使用の禁止」、「一時保留」という意味合いがある。この両者はずいぶん印象が違うわけで、一般的に受け取る印象は前者のイメージではないだろうか。
後者の「一時保留」というのであれば、今回の事例は、そう言えなくもないかもしれないが、それはあくまでも「一時」のことであるので、何でそれが4段の大見出しになるのかよく分からないし、バランスを欠いていると言わなければならない。
「凍結」という言葉の曖昧さによる印象操作のように見える。過度な操作は新聞の信頼をなくす。
こおりつくこと。氷結。「路面が―する」_資産・資金などをそのままとどめておいて、移動または使用を禁止すること。また、物事の処理を一時的に保留の状態にすること。「資産―」「開発計画を―する」
高知新聞が今朝の本日朝刊で、この間議論のあった、こども条例関連予算を「事実上凍結へ」と4段もの見出しを立てた。記事中には「関連予算の執行は事実上、当面凍結されることになった」とある。
ニュースの核心部で事実上、当面、という言葉が踊る奇妙な文章だ。
県側が言っているのは、「議会で批判意見が出たことは重く受け止める、時期については慎重に考え執行する」という事であり、「事実上、凍結」というのは高新側が書いたことである。
執行部が、議会の議論を「重く受け止める」のは当たり前のことだし、予算執行の時期を判断するのは、執行部の権限であるわけであるから、たとえば5月に執行するつもりだったが、より内容を慎重に検討して6月になるということはあるだろうと思うし、県もそういうことを言っているに過ぎず、特に目を引く物もない。
それを持って「事実上の凍結」と高新は言う。
冒頭紹介した広辞苑にあるように、凍結には、「移動使用の禁止」、「一時保留」という意味合いがある。この両者はずいぶん印象が違うわけで、一般的に受け取る印象は前者のイメージではないだろうか。
後者の「一時保留」というのであれば、今回の事例は、そう言えなくもないかもしれないが、それはあくまでも「一時」のことであるので、何でそれが4段の大見出しになるのかよく分からないし、バランスを欠いていると言わなければならない。
「凍結」という言葉の曖昧さによる印象操作のように見える。過度な操作は新聞の信頼をなくす。

































