JBL４３４４とプラスα

2024年 03月 25日

JBL4425

1年ほど前に、オーディオ仲間の友人が急逝したこともあって、いろいろと考えるところがあり、後ろ髪をひかれる思いはありながらも、20年使ってきたJBL4344を手放しました。自分の貧弱な住環境では、とても4344のポテンシャルを引き出すことはできず、所有欲を満足させるだけの宝の持ち腐れの面もありましたので、もっと活躍できる場に行けて良かったと思います。

4344に代わるスピーカーはJBL4425。これも若い時から憧れていた4344と同じく30〜40年ほど前に一世を風靡した名スピーカーです。体積、重さは4分の1程度になり（スタンドがあるので単純ではない）、部屋が多少スッキリしました。

B&Wなど現代的スピーカーも考えましたが、ジャズがメインだし、38センチは無理でもせめて30センチウーハーはほしいし、ホーンドライバーの突進力も捨てがたく、木目のエンクロージャーとくれば選択肢は多くなく、結局はJBL信者の虫が騒ぎ4425になりました。

お尻のような特徴的なホーンと30センチウーハーの2ウェイのスピーカーなのですが、良く鳴ってます。バッフル板は、いかにもJBLぽい青から黒になりましたが、これもスパルタンでなかなか良いです。

特にトランペットなどの金管楽器、サックスなんかはパーンと刺さります。良いです。ピアノは凡庸ですね。さすがに4344の38センチウーハーと比べると超低音の響きが細りましたが、それは仕方ないし、上も高い周波数は出ていませんが、この歳になると耳も劣化してますから、さほど気になりません(^_^;)

急逝したオーディオ仲間のＩ君も「4425は鳴りますよー」と言ってたことを思い出します。これからじっくり鳴らし込んでいきます。

# by tosahiro-k | 2024-03-25 01:58 | オーディオ

2023年 05月 17日

キャリアのサビ

エブリイ64Vハイルーフにキャリアを積むことになり、フット部は定番のTHULE952を、バーはINNO127センチのスクエアタイプの中古を入手しました。

さて付けようという時、バーエンドのキャップを外すと酷い赤サビに驚かされました。キャリアのバーなど、中古でも同じだろうと高をくくってましたが、購入する時は必ずキャップをめくった写真を確認することをおすすめします。

バーは鉄製の空洞ですが、赤サビが出ているのは、両端から3センチ程度で、あとはずっと白い粉が噴いてました。両端から手が届く範囲は限られますので、白い粉はブロアで飛ばすだけで諦め、両端の赤サビの対策をします。できる限りの清掃をした上で、黒サビ転換剤を塗布。乾燥させ上塗りしてを三度繰り返しました。さらにサビキラーを重ね塗りしてキャップを戻して終了。同じようなケースは相当あるようで、詰め物をして水分を遮断しようという人もいるようですが、中に空気が流れないのも良くない気がして、やりませんでした。これでルーフにサビ汁が垂れてこなければよいのですが。放置せず、こまめな確認が必要ですね。

952は64Vハイルーフにはジャストフィットですが、17系は「鉢」が広がっているので、かなりギリギリなようです。

# by tosahiro-k | 2023-05-17 18:24 | エブリイ

2023年 04月 26日

エブリイ64バンの純正バンパーへのバックカメラ装着方法

エブリイ64バンの純正バンパーにATOTOのバックカメラをつけたのですが、ATOTOの付属ステーでは水平が取れる場所につけることができませんでした。

方法を調べるうちに、ナンバープレート固定ボルトと共締めする方法が、最も合理的であると思うようになったのですが、販売されている製品はちょっとした板なのに、3000～4000円とやけにお高い。適当なステンの板でも買ってきて自作しようかと思っていたところ、コーナンで見つけた、1・2ミリ厚のアングル状の金具。これは行けるのではないか？買って来ました。

ATOTOのステーを金具に固定しますが、付属の粘着テープと脱落防止に結束バンドで完璧です。

エブリイ64バンの純正バンパーへのバックカメラ装着方法_b0005432_19073698.jpg

あとはナンバーをとめている10ミリボルトで共締めするだけ。どこにも穴を開ける必要もなく手軽につけることができます。

エブリイ64バンの純正バンパーへのバックカメラ装着方法_b0005432_19393712.jpeg

ATOTOのカメラは結構、大きいのですが、バンバーが切れている空間にちょうど収まり、目立たず、しっかり固定することができました。水平もばっちり。なかなかいい感じです。費用300円弱、このステーへの付替え作業時間は30分以内でした。

エブリイ64バンの純正バンパーへのバックカメラ装着方法_b0005432_19385645.jpeg

カメラを配線する時にバンパーを外す必要がありましたので、ついでにバックランプをLEDに替えました（1000円程度）。球を引っこ抜いて差し替えるだけで誰でもできます。カメラとあわせて、格段にバック時の視界が広がりました。

# by tosahiro-k | 2023-04-26 19:21 | エブリイ

2023年 03月 25日

カシオ電子辞書Yシリーズの外装強度不足について

カシオの電子辞書を長く使っており、韓国語モデルは５～６台あります。辞書がたくさんあっても、レベルアップするわけではないのですが、なぜか買ってしまう・・・若い人はスマホの翻訳ソフトで済ます人が多いですが、昭和世代は辞書で確認しないと気がすまない（^^;

そこで、XD-Y7600という辞書についてですが、カシオの場合、7600がハングルキーボードの韓国語モデルを表しており、数字の前のU、K、Y、G、Z、SRが世代になります。SRで7600シリーズが終了になっているので、寂しい限りです（760というミニタイプは残っている）。

XD-Y7600は、辞書ソフトは申し分ないですし、レスポンスもよく、キーボードも大きくて打ちやすく、辞書切り替えもスムースで非常に使いやすく気に入っているのですが、このYシリーズには重大な欠陥ともいえる弱点があります。

外装があまりにも弱すぎること。玉子の殻というか、最中の皮とでもいいましょうか、明らかに素材の強度が弱く、落とせばもちろんアウトですが、特に何もしなくても、気がつけば割れている。軽いのですが、軽量化が仇になったんでしょう。素材の選定を誤っているとしか考えられません。他のブログで同じ例を見かけましたが、やはりYシリーズの白でしたので、白の素材が特に駄目なのかもしれません。

そもそも電子辞書は、「金庫に仕舞っておく」ものではなく、携帯することを前提にしたものですので、これほど強度が弱くては話になりません。10年以上前から使っているUシリーズやSWシリーズの古い機種は、コンクリート床への落下や踏みつけるなど激しい衝撃を与えることさえしなければ、当然ながら外装が壊れるなどということはありませんでしたので、今も上等に使えています。Yシリーズの外装の強度不足はリコール対象レベルだと思います。

昨年10月、あまりにひび割れがひどいので、カシオテクノに修理に出しました。修理費用がプラの外装ケース交換で約1万円。高いなあと思いながらも、仕方がないので修理して、それからはショックを与えてはいけないと、細心の注意をはらい、ほとんど使わず、常にハードケースに入れ、もちろん落としたこともありませんでしたが、それから5ヶ月、ふと気がつくと、またヒビが・・・

カシオの修理は6ヶ月以内の同一箇所は修理保証対応となっているので、その旨を記載してカシオ側に送りましたが、「外的要因」は「修理保証に該当しない」という理由で、再び約１万円の修理費を請求されました。これには納得いかず、やりとりをしたあげく、保証対応してもらえることにはなりましたが、直してもまたすぐ割れるんだろうなと思うと、気分は重いままですね。

おそらく、Zシリーズ以降は素材が改善されていると思われますが、Yシリース（特に白）を中古などで購入される方は、気をつけたほうがいいです（Yと近いKやGシリーズはよくわかりません）。中身は良い辞書なので残念ですね。ハングルキーボードの7600はもう販売されていないので、自分はもう日本版カシオの電子辞書を買うことはないと思いますが（一定慣れてくると韓国版の辞書でことが足りる）、この問題は7600だけでなくYシリーズ全体の問題だと思いますので、ご注意ください。カシオには素材を改善した対策パーツでの修理対応を求めたいです。