メモ考 |
自分はこれが非常に悩ましい。だいたいメモは無意識で書くのだが、基本的に後で見返しても、字が汚くて読み取れない、ダラダラ書いていて、読めても意味が分からないことが多いので、書くには書いているが、あまり意味をなしていない。結局、記憶と大事なところは録音で確認ということになる。
そこで、どうせメモが役に立たないのならと、これまで使っていた大学ノートに書くのをやめ、名刺サイズの縦型メモ、(刑事コロンボ型と呼んでいる)に、キーワードとか数字など最小限のことを書くスタイルに変えた。ノートと違いポケットに入る。これにICレコーダーを持ち、コンパクトデジカメであれば、ほとんど手ブラに近い状態でロイロイできるので、機動的だ。
他の人がどんな感じでノートをとっているかも観察することにしている。地元紙H氏はずっと全部書くタイプのようだが、「後で読める?」と聞くと、「読めます」と断言していたからすごい。
また会見の時などにPCをガガガとすごい勢いで打っている人もいる(全国紙に多い)。あれは予定稿を仕上げているのか、メモなのか。たぶんメモだと思うが、今度聞いてみよう。
自分もPCは自分も長時間の会議の取材のときなどには、時間がもったいないので、会場で聞きながら記事を書くことも最近はやっているし、メモ代わりにPCでやることもある(ONE NOTEというメモしながら録音できるソフトを使っている)が、机が構えられているところでしかできないし、メモに夢中になって、発言者の印象、細かいニュアンスを見落としてはだめなので、なるべく集中して聞くことが大事なのかなと思っている。
結構、メモやノートって奥が深いんですよね。