2010年 01月 01日
RICOH GR DIGITALⅢ |
コンパクトデジカメの名機として定評あるリコーのGRシリーズを使っている。ベルトにケースで一日中くっつけており、一眼レフを持たないときは、これで撮っている。
県政記者では全国紙や通信社の中堅はカメラオタが多いが、地元紙はカメラはぜんぜん無関心で「写ったらえいやんか」という感じなので、おのずと全国紙の人とカメラ談義が弾む。GRシリーズには好みはあるだろうが、ともかくは話題の機種なので、何人かに「おっ、GRですか」と声をかけられたり、視線を感じるときはある。
このカメラの評価は、28ミリ(35ミリカメラ換算)固定レンズをどうとらえるかに尽きる。自分は35ミリレンズでは「狭い」と感じることがしょっちゅうなのでこれで満足。ズームよりレンズがF1・9と明るいほうがはるかによい。
使ってみて、まず質感はかなり良い。金属ボディ特有のずっしり感はたまらない。この感覚、「男の子」ならわかるはず。
コンデジで一番嫌なシャッターのタイムラグは、画面のサイズを小さくすると気にならないが、大きくすると、ややモタモタ感はある。まあメイン機のD一桁とくらべても酷なわけで、許容範囲としておく。発色が良いとかよく言われるが、そういうのは自分はわからないけども、モニターがきれいなのは確かだ。シャッター一気押しでピントが固定されるフルプレススナップモードもなかなかよろしい。
「一眼忘れた、でも人物のアップがほしい」という時には、邪道ではあるが、非常手段としてデジタルズームを使用。画質とサイズをあげておけば、50~70ミリ程度への拡大ならば紙面で使うには支障はない。いけますよ。バッテリーのもちも良好で、純正電池は一目盛りへってからがかなり長く、ここで半分程度かなという感じ。非常用には単4エネループ2本を持参している。
結局いいことしかいいませんでしたが、こういうのって自己満足なので、堪えてください。
by tosahiro-k
| 2010-01-01 19:44
| 取材こぼれ話