2010年 06月 06日
大阪行き 雪彦山も |
山岳会関係の用事で、どうしても大阪に行かねばならなくなり、5日は大阪に。時間が少しあったので、心斎橋付近をろいろいする。アップルストアはやはりiPadにすごい人。高知ではなかなか入手できない写真を取り込むアクセサリがたくさん売っていた。もう通販でポチってしまって配送を待っている途中なので、こんなことならポチらなければと少し後悔。
用事はUIAA(国際山岳連盟)の偉い手のロングというクライマーの講演だったが、地方の山岳会にはあまり関係のない話だった。労山と日山協は日本の指導者養成統一基準をつくってUIAAに認可してもらおうというようなことを考えているのだろうが、半分くらいは、自分の登った山の紹介や家族の自慢だった。話がよく通じなかったこともあり、会場からの質問にもイラっときたので、発言でかましてしまった。
要するに、ロング氏の言ったのは、指導者養成に世界のスタンダードはない。UIAAはコミンフォルムではなく(ロング氏はそんなことは言ってませんので、あしからず)、こうすべき、ああすべきと押し付けることはしない。各国がよいと思う指導者養成基準をUIAAに上げてきてもらい、UIAAはそれを審査し認定する。世界の多くの国で認定しているが、日本からはまだだ。というようなことだったと思う。
講演終了後、姫路へ移動し雪彦山登山口泊。雪彦山は、ジャンダルムみたいな不行岩、利尻のローソク岩みたいな地蔵岳とか、高度は800程度しかないが、なかなか面白い。
6日早朝から、地蔵岳東稜という初級ルート、グレード3級・快感6級の素晴らしく気持ちがよいルートに取り付く。簡単とはいっても5~6ピッチあるので、やはりロープワークは試されるし、下部はピンが少なく9ヶ月ぶりのクライミングは、結構怖かった。取り付きを少し間違い20分ほどロス。後輩にマルチピッチの作法をあれこれ口うるさく指導しながら、無事登り終え、長駆、高知まで戻る。三原順子まにあわんかった・・・。
写真上はアップルストア心斎橋店、下は地蔵岳ピーク直下の最終ピッチ。
by tosahiro-k
| 2010-06-06 16:32
| 登山