2010年 08月 30日
犬吠谷 |
労山四国ブロック沢登り交流会が、8月28、29日に面河であり、29日に自分たちは石鎚山系・犬吠谷を遡行した(写真)。犬吠とはオオカミでもいたのか、寂しげな名前だが、人のほとんど入らない沢で、面河本谷から鶴の子の頭に至るルート。
沢の事故が全国で多発していることもあり、慎重を期して高巻の下りでロープを出して懸垂したりを何度もしたので、結構時間を食ってしまった。ゴーロばかりの単調な沢かと思えば、連瀑帯もあり、連瀑帯の側壁は結構きびしくて、高巻では追い上げられて大きく巻かねばならないところが少なくなかった。また上部では枝沢が判別しずらく、自分は二度目の遡行であったのだが、以前とは印象が違い、かなり違うところに出てしまった。水流はかなり上まであり、沢が消えると笹薮はわずかで、鶴の子の頭付近の縦走路に飛び出した。
下山は土小屋まで30分なのでラクチンだ。他のパーティは番匠谷が多かった様子。写真は入渓前に他県のパーティと。
28日夜は愛媛県連が竹酒とアメゴを焼いて準備してくれたのでありがたくいただく。GPS M-241のログは沢でも結構正確で、実用範囲内ではないだろうか。スカイラインから本谷に下降し、本谷を詰めて犬吠沢出合いへ。下部が誤差が大きいのは衛星の捕捉が標高の低い谷底ほど困難なことと、高巻の影響かと思われる。
by tosahiro-k
| 2010-08-30 17:58
| 登山