2011年 05月 11日
高知市議選ポスター評Ⅳ |
連休が明け、高知市議会の議長選も終わったので、ポスター批評を再開する。
このシリーズ反響がすごくて、あちこちから「次は誰?」と声をかけられる。性格的に自画自賛はさぶいぼが出るタイプなので、共産はあと回し。
今回はまたもや保守系。自民党公認で3433票で4位当選した上田貢太郎。前回は3131票6位で票を伸ばしている。
帯屋町をバックにハンドマイクで演説しているような光景で、なかなか行動的な印象を受ける。純粋にデザインだけでいえば、なかなかよいポスターではないだろうか。彼は15年ほど前に、確か赤ふんどしのような奇をてらったポスターで落選経験があるはずだが、今回の票の伸びには、ポスターの影響があったのかもしれない。
4年前はこちら。
今回のほうが、はるかに明るく前向きに見える。
難点は、彼は自民党公認候補であったにもかかわらず、ポスターにその旨の記載がないこと。
4年前には文字はなくロゴマークだけ。今回は影も形もない。
選挙とは人気投票ではなく、有権者が政策を選択して自らの声を市政に反映するために委託をする行為である。その上で政党の公認の有無は有権者の有力な判断材料になるはずで、その大事な情報を隠蔽することは、有権者に対して不誠実な態度といわなければならない。
議長選の行方については、自分はあまり関心が湧かないので(なんであんなものやりたいのか訳がわからん)、どうでもよかったのだが、公平性からいえば7人の市民クラブが議長、6人の公明が副議長で、7人の自民系新会派がやらないのも釈然としない。自分としては戸田さんが議長をやってもよかったと思っている。
市議会各派には三派内も含め、今回の議長選の結果に象徴されるHH支配への反発は渦巻いているのだが、なかなか顕在化しないもんです。
このシリーズ反響がすごくて、あちこちから「次は誰?」と声をかけられる。性格的に自画自賛はさぶいぼが出るタイプなので、共産はあと回し。
今回はまたもや保守系。自民党公認で3433票で4位当選した上田貢太郎。前回は3131票6位で票を伸ばしている。
帯屋町をバックにハンドマイクで演説しているような光景で、なかなか行動的な印象を受ける。純粋にデザインだけでいえば、なかなかよいポスターではないだろうか。彼は15年ほど前に、確か赤ふんどしのような奇をてらったポスターで落選経験があるはずだが、今回の票の伸びには、ポスターの影響があったのかもしれない。
4年前はこちら。
今回のほうが、はるかに明るく前向きに見える。
難点は、彼は自民党公認候補であったにもかかわらず、ポスターにその旨の記載がないこと。
4年前には文字はなくロゴマークだけ。今回は影も形もない。
選挙とは人気投票ではなく、有権者が政策を選択して自らの声を市政に反映するために委託をする行為である。その上で政党の公認の有無は有権者の有力な判断材料になるはずで、その大事な情報を隠蔽することは、有権者に対して不誠実な態度といわなければならない。
議長選の行方については、自分はあまり関心が湧かないので(なんであんなものやりたいのか訳がわからん)、どうでもよかったのだが、公平性からいえば7人の市民クラブが議長、6人の公明が副議長で、7人の自民系新会派がやらないのも釈然としない。自分としては戸田さんが議長をやってもよかったと思っている。
市議会各派には三派内も含め、今回の議長選の結果に象徴されるHH支配への反発は渦巻いているのだが、なかなか顕在化しないもんです。
by tosahiro-k
| 2011-05-11 11:26
| 取材こぼれ話