2013年 03月 09日
県立高知短大の廃止について |
高知短大の廃止について、以前から言っていますが、自分は現状のままの存続を単純に支持しているわけではないのですが、尾﨑県政に限らず、橋本時代から、高知県の高等教育への方針=無方針?には、不信に近いものを持っており、今あれこれ高知短大の成果を引き継ぐとか言ってますけど、要は単なる廃止で終わりになるなと率直に思います。
歴代県政は大学問題、ろくなことやってませんよね。
せっかくの高知大工学部を蹴って工科大に固執し、その後の某高系列の奇妙な運営。噴飯ものの駅前広場への女子大移転構想と、女子大の池キャンパス移転、永国寺の土地の手離し路線=一転して工科大への提供。
高知女子大の県立大化は今でも自分はひっかかりますし、橋本知事が女子大の学長選挙を認めないなどという馬鹿なこともやりました。
他にも女子大付属保育短大廃止はしかたないですが、この看護師不足の時に学短でやってもらうからと県立高等看護学校を無理矢理廃止したのは、重大な失政。この20年くらいで、県政上もっとも重大なミスだと思います。
どれもこれも、判断の筋が悪い。誰がキーパーソンなんでしょうかね、N森?
今回、県議会に出された短大廃止を含めた計画議案で、いよいよ工科大以後、県がすすめてきた高知女子大・高知短大の介入解体路線の総仕上であると受け止めていますが、県のこの路線のストッパーになってきたのは歴代高知女子大学長(短大学長兼務)でした。
成田先生、あ、青山先生は癖もあり喧嘩もしたことがありましたが、山根先生もそうですが、話しを聞いていると独自の女子大へのこだわり、学生への思いを感じたし、地域コミュニティに貢献するこれからの高知短大像みたいなのも伝わってきて、コストカットが本音の県にとっての「抵抗勢力」になっていました。であるから、県の事務職員の歴代学長への罵詈雑言はあけすけでしたね。
法人化後にきた今の南学長さんには、良くも悪くもそういうものは皆無で、県との関係は極めて良好。スムースに短大廃止がすすんでいます。法人化後の学長って為政者が指名するに近い仕組みで、結局は法人理事長=学長に指名された委員が、理事長を選出する「理事長選考会議」を構成するという、自作自演というか、旧ソ連みたいなおかしなシステム。反主流派の声は遮断されます。
高知短大の最大の機能=夜間社会人教育の場を、廃止時の摩擦軽減のために県に言われ形の上で多少残したとしても、大学側に強い思いがなければ、何年かたてば消えていくでしょうね。特に南学長さんでは。無機質な印象があります、この方には。県も本気で夜間社会人教育をやることは望んでいないですからね。
結局、学校というのは人で、夜間社会人教育は、片手間にやれるようなことではないです。強い思いがなければできない。60年間も県民に提供してきた夜間社会人教育の場を、消滅させるのは簡単ですが、失ったものは戻りません、やはりこれでいいのかという思いは拭えません。
歴代県政は大学問題、ろくなことやってませんよね。
せっかくの高知大工学部を蹴って工科大に固執し、その後の某高系列の奇妙な運営。噴飯ものの駅前広場への女子大移転構想と、女子大の池キャンパス移転、永国寺の土地の手離し路線=一転して工科大への提供。
高知女子大の県立大化は今でも自分はひっかかりますし、橋本知事が女子大の学長選挙を認めないなどという馬鹿なこともやりました。
他にも女子大付属保育短大廃止はしかたないですが、この看護師不足の時に学短でやってもらうからと県立高等看護学校を無理矢理廃止したのは、重大な失政。この20年くらいで、県政上もっとも重大なミスだと思います。
どれもこれも、判断の筋が悪い。誰がキーパーソンなんでしょうかね、N森?
今回、県議会に出された短大廃止を含めた計画議案で、いよいよ工科大以後、県がすすめてきた高知女子大・高知短大の介入解体路線の総仕上であると受け止めていますが、県のこの路線のストッパーになってきたのは歴代高知女子大学長(短大学長兼務)でした。
成田先生、あ、青山先生は癖もあり喧嘩もしたことがありましたが、山根先生もそうですが、話しを聞いていると独自の女子大へのこだわり、学生への思いを感じたし、地域コミュニティに貢献するこれからの高知短大像みたいなのも伝わってきて、コストカットが本音の県にとっての「抵抗勢力」になっていました。であるから、県の事務職員の歴代学長への罵詈雑言はあけすけでしたね。
法人化後にきた今の南学長さんには、良くも悪くもそういうものは皆無で、県との関係は極めて良好。スムースに短大廃止がすすんでいます。法人化後の学長って為政者が指名するに近い仕組みで、結局は法人理事長=学長に指名された委員が、理事長を選出する「理事長選考会議」を構成するという、自作自演というか、旧ソ連みたいなおかしなシステム。反主流派の声は遮断されます。
高知短大の最大の機能=夜間社会人教育の場を、廃止時の摩擦軽減のために県に言われ形の上で多少残したとしても、大学側に強い思いがなければ、何年かたてば消えていくでしょうね。特に南学長さんでは。無機質な印象があります、この方には。県も本気で夜間社会人教育をやることは望んでいないですからね。
結局、学校というのは人で、夜間社会人教育は、片手間にやれるようなことではないです。強い思いがなければできない。60年間も県民に提供してきた夜間社会人教育の場を、消滅させるのは簡単ですが、失ったものは戻りません、やはりこれでいいのかという思いは拭えません。
by tosahiro-k
| 2013-03-09 18:36
| 取材こぼれ話