2013年 03月 28日
土佐電鉄暴力団問題 尾﨑知事「不適切」とコメント |
土佐電鉄暴力団問題について、尾﨑正直高知県知事は本日の記者会見でコメントし、暴追条例上の排除対象者になるかどうかは別にして、T本社長が弘道会や侠道会の名を用いて、特定株主に対応したことについて「不適切」だと述べ、その場に同社会長の西岡寅八郎県議が同席していたことには、「その場にいたとすれば」と前置きしながら「やめろと言うべきだった」と述べた。
「不適切」という言い方は、いかにも弱い印象だが、ともかく狭義の排除対象者にたとえあたらなくても一連の行動に問題ありと県政トップが述べたことは当然のことだが、意味はある。
今回、この事件が特異なのは、隠し撮りされたと思われる面談内容が、インターネット上で公開されていることで、それをみれば、かなり具体的なことが分かる。
実際のところ、T本社長が元組長と弘道会会長の名を出して威圧しようとした時、横にいた西岡県議は制止するどころか、特定株主に対し「おまんが尾﨑清光の名前をだしたきよ」などと合理化していたのが実態だ。
T本社長は会談の間、最初から大事そうに抱えた大判の封筒から、名刺やら写真を出しては引っ込め、H元組長と面談したことを告げるタイミングをずっとうかがい、ようやくタイミングをみて、H元組長と平成19年に面談したこと、H元組長の弟子の山口組組長や弘道会会長(山口組若頭)、侠道会にも話は通っているなどということを告げて、そそくさと退席した。
一連の流れを見るなら、この会談が、土電側がH元組長、弘道会の威力で、特定株主を追い払おうとしたという意図は明白である。
その場に県議会議員がいた。
このような人物が県会議員として止まることを、果たして高知県民は許すのだろうか。
「不適切」という言い方は、いかにも弱い印象だが、ともかく狭義の排除対象者にたとえあたらなくても一連の行動に問題ありと県政トップが述べたことは当然のことだが、意味はある。
今回、この事件が特異なのは、隠し撮りされたと思われる面談内容が、インターネット上で公開されていることで、それをみれば、かなり具体的なことが分かる。
実際のところ、T本社長が元組長と弘道会会長の名を出して威圧しようとした時、横にいた西岡県議は制止するどころか、特定株主に対し「おまんが尾﨑清光の名前をだしたきよ」などと合理化していたのが実態だ。
T本社長は会談の間、最初から大事そうに抱えた大判の封筒から、名刺やら写真を出しては引っ込め、H元組長と面談したことを告げるタイミングをずっとうかがい、ようやくタイミングをみて、H元組長と平成19年に面談したこと、H元組長の弟子の山口組組長や弘道会会長(山口組若頭)、侠道会にも話は通っているなどということを告げて、そそくさと退席した。
一連の流れを見るなら、この会談が、土電側がH元組長、弘道会の威力で、特定株主を追い払おうとしたという意図は明白である。
その場に県議会議員がいた。
このような人物が県会議員として止まることを、果たして高知県民は許すのだろうか。
by tosahiro-k
| 2013-03-28 19:04
| 取材こぼれ話