立ち話を「説明」と言われても・・・高知市財産規則改定 |
9月13日、高知市議会本会議、細木良議員の西敷地問題の質問。
執行部は、これまで借地の限度を最長30年としていた市の財産規則を、50年以上可能にする改定を9月1日、西敷地プのロポーザル公告直前に駆け込むように変えているのですが、岡﨑誠也市長は過去の議会答弁で、規則を変える際には「議会に事前に相談する」と答弁していたことから、細木議員は「なぜ大事な規則改定について議会に説明がないのか。何も聞いていない」と正しました。
岡﨑市長は「議会答弁で説明すると言ったが、記者会見で説明したので、議会に説明はしなかった」と回答。
細木議員はこれに納得せず、議会軽視も甚だしいと批判。岡田泰司議員が「問題発言だ」として市長に抗議する動議を提起しました(後に議運で対応を論議することに)。
実は、この話には、まだ続きがあります。では実際には市長は記者会見でどのような説明をしていたのか。この間、西敷地問題で細かいことをとりあげていたのは、僕しかいないのですが、さて覚えがありません。
広報担当課で会見記録を調べても、「規則」についての市長の発言はでてきません。担当者が市長に確認をとって、ようやく以下のことが判明しました。
市長は7月21日の記者会見後の僕と立ち話の中で、規則改定についての話題になったことをもって、「記者会見で説明した」としていました。
そう言われれば、そのような会話があった気もしますが、それは会見終了後のことであり、記録も残りませんし、聞いたのは僕一人だけ。それで「会見で説明した」と言われても、僕のほうも困りますし、議会側も納得できないでしょう。高知市政、ちょっと大変なことになってきてます。(写真は市長に抗議する動議を提起する岡田議員)