2006年 02月 09日
WM-61A |
このカプセルを使用したアメリカ製のMicrophoneMadness社のバイノーラルマイク、MM-BSM-7を入手。おそらくアメリカでは60~70ドルで売られているものだと思う。
これを使って、合唱なんかを無指向性マイクによるAB録音で挑戦してみるつもり。
ということで、このマイクをFR-2につなぐわけであるが、出力がアンバランスのステレオミニプラグで、おまけにこのプラグからプラグインパワーで1・5V程度の電源を供給しなければ動かない。
プラグをXLRに変換してアンバランスのままFR-2つないでもノイズで使用できないし、FR-2のファンタム電源は48Vのみ。WM-61Aの耐圧は10Vまでなので、これも使用できない。さてどうしたものか。結局たどり着いたのが、オーディオテクニカの小型マイクアンプAT-MA2。安物なので質は期待していないが、AT-MA2の段階でラインレベルに上げてしまえば、FR-2にアンバランスでXLRに変換して入れても問題ない。またこれでプラグインパワーも供給できるという夢のようなブツ。あとは音がよければ言うことなしだが、レポートはまた今度。
問題は電源。狭いライブ会場にセットする時の自由度をあげるために乾電池で動かしたいのだが、ACアダプタのみの対応となっている。電圧は9Vなので、角形9Vの電池にスナップをつけ端子を半田付けして、あっというまに電源部のできあがり。持続時間がどのくらいいけるのかが問題である。
とりあえず実験してみる。電池はダイソーの150円のアルカリ角形9V。そして実際の使用に近い形でステレオでゲインをあげて、マイクに電源を送りながら音源を入れてみた。時間は2時間10分。終了後、電池の電圧を測る。8・8V。ほとんど消耗していない。感触的には5時間や8時間はいけそうな気がする。これと同じやり方で計算すると10時間は持つと記述しているブログも見かけたので、2~3時間のライブなら、始まる前に電池をセットしておけばまず安心といえるのではないだろうか。
by tosahiro-k
| 2006-02-09 22:40
| オーディオ