2006年 05月 09日
イージス艦 |
このところ全国的にイージス艦が民間港に入る例が相次いでいるが、橋本知事よりずっと中央政府に忠実な首長でさえ、武装した最新鋭の戦闘艦が自県に入って来ることに対しては、不快感を示したりする場合もある。「親善」などという米軍の方便をオウム返しにはしない。高知県は全国でも相当オメデタイ部類に入ると思う。
「親善」というなら殺人と破壊を最大の目的にする軍艦はもっともふさわしくない船であろう。まして米海軍は現在進行形で参戦している実戦部隊である。軍事的意味のない「親善」など彼らはしない。自衛隊に買わせたのとセットで日本各地にイージス艦を配置し、中国や北朝鮮へのプレッシャー、「ミサイルを撃っても打ち落とすぞ」という示威行動のようなものだろうと思う。だいたい自軍の基地の移転費用を何兆円も根拠もなく適当にふっかけておいて、どの面下げて「親善」か?ちなみに宿毛湾港の使用料は、米軍は一銭も払わない。すべて日本政府が払うことになっている。やはり日本は属国だなとつくづく思う。
94年の早明浦ダム湖への米軍機墜落事故の時にも感じたのだが、米軍関係を調べるには英語が不可欠。普段は感じないが、この時ばかりは自分の英語力の無さが恨めしい。写真は米海軍のHPから。ラッセルは空母の横の真ん中だったと思う。
by tosahiro-k
| 2006-05-09 18:50
| 取材こぼれ話