2006年 06月 09日
サラ金CMやめよ 田中・長野県知事が報道各社に注文 |
長野県の田中知事が6日、報道各社にグレーゾーン金利のサラ金のCMを載せるなと公式に注文をつけた。詳しくは長野県HP参照。
田中知事の言ってることはもっともで、多数の自殺者を生みだしている多重債務のきっかけが、テレビや新聞のCMである実態を示し、県民生活を守るために、社会的に責任あると自負する報道機関がこのようなことに手を貸すべきではないという正論であった。
この知事の提起にもっとも噛みついたのが信濃毎日だった。おそらく県政との緊張関係は、橋本氏と高知新聞と同様、いやそれ以上であると思われる。
信濃毎日の言い分は、報道にあれこれ言うより、サラ金側に広告を出すなというのが先ではないかという言い訳にもならない醜悪なもので、説得力に乏しいものだった。田中知事は新聞倫理綱領を持ち出し、言ってることとやってることの落差を指摘して、サラ金CMで儲けた金で借金なしで自社ビルを建てたではないかと二の矢、三の矢。信濃毎日は、明らかに劣勢であった。このへんのやりとりはHPの6日の記者会見の記録を見ればよく分かる。是非おすすめ。
問題は、この事実をメディアがまったく報じていないので、ほとんど知られていないことである。サラ金CMの問題は、住民の生活に直結した重大な社会問題であるにもかかわらず、自らの恥部を指摘されたら、まったく載せないのでは、国民の「知る権利」に応えているとは到底いえない。田中知事の言い分に反論があれば、堂々とやればよいのではないか。
サラ金CMの問題は長野に限ったことではない。高知県でも状況は同じである。他人ごとではすまない。
田中知事の言ってることはもっともで、多数の自殺者を生みだしている多重債務のきっかけが、テレビや新聞のCMである実態を示し、県民生活を守るために、社会的に責任あると自負する報道機関がこのようなことに手を貸すべきではないという正論であった。
この知事の提起にもっとも噛みついたのが信濃毎日だった。おそらく県政との緊張関係は、橋本氏と高知新聞と同様、いやそれ以上であると思われる。
信濃毎日の言い分は、報道にあれこれ言うより、サラ金側に広告を出すなというのが先ではないかという言い訳にもならない醜悪なもので、説得力に乏しいものだった。田中知事は新聞倫理綱領を持ち出し、言ってることとやってることの落差を指摘して、サラ金CMで儲けた金で借金なしで自社ビルを建てたではないかと二の矢、三の矢。信濃毎日は、明らかに劣勢であった。このへんのやりとりはHPの6日の記者会見の記録を見ればよく分かる。是非おすすめ。
問題は、この事実をメディアがまったく報じていないので、ほとんど知られていないことである。サラ金CMの問題は、住民の生活に直結した重大な社会問題であるにもかかわらず、自らの恥部を指摘されたら、まったく載せないのでは、国民の「知る権利」に応えているとは到底いえない。田中知事の言い分に反論があれば、堂々とやればよいのではないか。
サラ金CMの問題は長野に限ったことではない。高知県でも状況は同じである。他人ごとではすまない。
by tosahiro-k
| 2006-06-09 14:45
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