2006年 09月 21日
ソフィー・ミルマン |
以前から気になっていたソフィー・ミルマンのデビューアルバムを購入。前に紹介した森下敬子に続き、またもや美人ボーカルで親父丸出しだが、こちらは本物。ビクターから国産盤が出ているのだが、カナダの輸入盤にした。国産盤は2曲ボーナストラックがついているのだが、余計な贅肉はいらない。アルバムの意図が薄まる恐れがあるので。
ソフィーはロシア生まれ。その後、イスラエル、カナダと各国を転々とした。ということはユダヤ人かも。20代前半にもかかわらず、既に貫禄十分。ゴージャスな歌声と美貌でアメリカでもブレイク。世界中で赤丸急上昇だという。
まだざっと聴いただけだが、その印象。まず録音が重低音がしっかり録られていて、やや野太いソフィーの声ともあいまって、迫力ある音作りになっている。
曲ではなんと言っても11曲目のOchi Chemye(Dark Eyes) ダーク・アイズ、和訳だと黒い瞳。ロシア民謡である。ソフィーはロシア語で(英語じゃないし、舌巻いてるのでたぶん)、歌っている。だいたいロシア民謡は哀愁が漂うすばらしい楽曲が多いわけで、それをロシア生まれのこの美人に歌われた日にゃ、お手上げというか、参りました。他もボサノバの名曲「おいしい水」も絶品。彼女は英語もフランス語もロシア語もいけるらしい。女性ボーカルで何かお探しの方におすすめ。
by tosahiro-k
| 2006-09-21 18:43
| オーディオ