2007年 04月 25日
東洋町のたたかいを終えて(2) NHKおそるべし |
4月22日の東洋町長選挙開票日。長い一日だった。
これだけ全国注視の選挙であるから、ものすごい数の報道関係者が押し寄せる。当選した候補の映像や写真をとるための熾烈な争いは、昼過ぎからすでに始まっていた。
まずはどっちが勝つかの予想が重要になる。特に小回りの利かないテレビは、中継車をどこに据えるかが死活問題なので、事前に出口調査をやり予想をたてて、配置を考える。
この日の東洋町ではNHKと、朝日新聞・テレ朝が出口調査をやったのだが、テレビ関係は昼過ぎから沢山事務所に続々と集結し、沢山当選の筋書きで動きはじめた。
物量が圧倒していたのはNHK。中継車2台、沢山・田嶋双方に配置。沢山事務所の会見場では、マイクロバスでスタッフを10人以上連れてきて、カメラを据える台と、候補者のお立ち台をうわーっと設営しはじめた。
その際に地元の人が寄せ書きなどをセットした会見場の配置を、NHKの若い女性ディレクターが、撮影に好都合なようにガラリと変えさせ(当然責任者の許可は得ている)、寄せ書きも何もかも全部NHKのスタッフが張り替えた。
さすがNHK、恐るべしと思っていたら、指揮系統がバラバラなためだろうと思うが、地元のおじさんが、「こんなの聞いてない!勝手につつくな」と怒りだす。女性ディレクターは、すがるように平謝り。確かに、NHKの言うように変えるほうが合理的で、怒るほどのことでもないのだが、おじさんの気持ちも分からぬでもない。こっちも緊張しながら成り行きをみていたが、ようやくなんとか機嫌がおさまったらしい。よかった。
その後、基金協会問題では「お世話」になった高新のY岡氏が登場。NHKと高新の談合で、テレビの仕切はNHK、新聞の仕切はY岡氏ということになった。Y岡氏はテキパキと仕切っていたのだが、開票直前に客席をまたもや配置替え!!昼から脚立立てて場所とりをしていた全国紙のカメラマンはブツブツ。それにしても、あの状況の中で配置変更をやりきったNHKの女性ディレクター、まだ若いのに根性はある。
これだけ全国注視の選挙であるから、ものすごい数の報道関係者が押し寄せる。当選した候補の映像や写真をとるための熾烈な争いは、昼過ぎからすでに始まっていた。
まずはどっちが勝つかの予想が重要になる。特に小回りの利かないテレビは、中継車をどこに据えるかが死活問題なので、事前に出口調査をやり予想をたてて、配置を考える。
この日の東洋町ではNHKと、朝日新聞・テレ朝が出口調査をやったのだが、テレビ関係は昼過ぎから沢山事務所に続々と集結し、沢山当選の筋書きで動きはじめた。
物量が圧倒していたのはNHK。中継車2台、沢山・田嶋双方に配置。沢山事務所の会見場では、マイクロバスでスタッフを10人以上連れてきて、カメラを据える台と、候補者のお立ち台をうわーっと設営しはじめた。
その際に地元の人が寄せ書きなどをセットした会見場の配置を、NHKの若い女性ディレクターが、撮影に好都合なようにガラリと変えさせ(当然責任者の許可は得ている)、寄せ書きも何もかも全部NHKのスタッフが張り替えた。
さすがNHK、恐るべしと思っていたら、指揮系統がバラバラなためだろうと思うが、地元のおじさんが、「こんなの聞いてない!勝手につつくな」と怒りだす。女性ディレクターは、すがるように平謝り。確かに、NHKの言うように変えるほうが合理的で、怒るほどのことでもないのだが、おじさんの気持ちも分からぬでもない。こっちも緊張しながら成り行きをみていたが、ようやくなんとか機嫌がおさまったらしい。よかった。
その後、基金協会問題では「お世話」になった高新のY岡氏が登場。NHKと高新の談合で、テレビの仕切はNHK、新聞の仕切はY岡氏ということになった。Y岡氏はテキパキと仕切っていたのだが、開票直前に客席をまたもや配置替え!!昼から脚立立てて場所とりをしていた全国紙のカメラマンはブツブツ。それにしても、あの状況の中で配置変更をやりきったNHKの女性ディレクター、まだ若いのに根性はある。
by tosahiro-k
| 2007-04-25 00:05
| 取材こぼれ話