2007年 06月 01日
まるで邪魔者、追手前小 |
高知駅前の複合ビルの次は、高知大の都市キャンパス問題が騒ぎになっている。以前から帯屋町などを中心に動きがあったが、ここへきて高新があおり、岡崎市長も俄然その気になっているようだ。
高新に記事が出たのが5月25日、前日の24日には高知市議会で都市再生調査特別委が開かれているので、この開催を待って出すということになっていたのだろうが、正直うさんくささを感じている。
この「構想」は実際にはハードルが結構高い。何よりタイムスケジュールがすでにきつい。あんしんセンターの予算とも深くかかわる重要な問題なのに、根回しや調整のないままでどーんときたものだから、あちこちで摩擦が起きている。この岡崎市長の短兵急な姿勢に市役所の部長級の幹部からも「ついていけん」という声が聞こえてくる。
そもそも帯屋町の都合にすべて振り回されるのはオカシクないだろうか。
追手前小にしても、高知大にしても、教育面から統合・分割がどうなのかをまずはじめに考えるべきで、没落する商店街を救済するための土地を捻出するために、追手前小は邪魔!とばかりに追い出すのは本末転倒である。
商店街自らが、区画整理をやるなどの自己改革、魅力的な商店街に生まれ変わる方向もないまま、百貨店だ大学だ図書館だと、結局他人のふんどしで相撲をとるばかりでは、結局没落に歯止めはかからないのではないだろうか。
高知大学もどこまで本気なのか。キャンパス分割が学生にとってよいことなのか。ひとつにまとまっているのをバラバラにするという話はあまり聞かない。何より学生に負担が大きいし、無駄が多い。だいたい中心部に行きたいならすぐ近くに永国寺の土地もあるではないか(女子大が出ていけばだが)。これを活用することを考えれば、小学校を追い出さなくてもよい。なぜ追手前小でなければならないのか。何が何でも「帯屋町」でなければならないのはなぜだろうか。
追手前小を追い出してまでして高知大を引っ張ってこなくても、いまある女子大ではだめなのだろうか。
高知大にしても、大学が行くので小学校を追い出せというのは本意ではなかろうが、今の流れだとそういう構図に見えてしまう。
というようなことで、この拙速な構想については賛同できない。真のにぎわいのためにじっくりと無駄のない街づくりを考えるべきだと思っている。
高新に記事が出たのが5月25日、前日の24日には高知市議会で都市再生調査特別委が開かれているので、この開催を待って出すということになっていたのだろうが、正直うさんくささを感じている。
この「構想」は実際にはハードルが結構高い。何よりタイムスケジュールがすでにきつい。あんしんセンターの予算とも深くかかわる重要な問題なのに、根回しや調整のないままでどーんときたものだから、あちこちで摩擦が起きている。この岡崎市長の短兵急な姿勢に市役所の部長級の幹部からも「ついていけん」という声が聞こえてくる。
そもそも帯屋町の都合にすべて振り回されるのはオカシクないだろうか。
追手前小にしても、高知大にしても、教育面から統合・分割がどうなのかをまずはじめに考えるべきで、没落する商店街を救済するための土地を捻出するために、追手前小は邪魔!とばかりに追い出すのは本末転倒である。
商店街自らが、区画整理をやるなどの自己改革、魅力的な商店街に生まれ変わる方向もないまま、百貨店だ大学だ図書館だと、結局他人のふんどしで相撲をとるばかりでは、結局没落に歯止めはかからないのではないだろうか。
高知大学もどこまで本気なのか。キャンパス分割が学生にとってよいことなのか。ひとつにまとまっているのをバラバラにするという話はあまり聞かない。何より学生に負担が大きいし、無駄が多い。だいたい中心部に行きたいならすぐ近くに永国寺の土地もあるではないか(女子大が出ていけばだが)。これを活用することを考えれば、小学校を追い出さなくてもよい。なぜ追手前小でなければならないのか。何が何でも「帯屋町」でなければならないのはなぜだろうか。
追手前小を追い出してまでして高知大を引っ張ってこなくても、いまある女子大ではだめなのだろうか。
高知大にしても、大学が行くので小学校を追い出せというのは本意ではなかろうが、今の流れだとそういう構図に見えてしまう。
というようなことで、この拙速な構想については賛同できない。真のにぎわいのためにじっくりと無駄のない街づくりを考えるべきだと思っている。
by tosahiro-k
| 2007-06-01 17:54
| 取材こぼれ話