2007年 07月 18日
計算 |
自民の田村氏が「美しい国」をボロカスに言ったことが、全国紙のニュースでチラチラ流れているようだ。高知の人間は、彼の毒舌には慣れているので、「またいいよらあ」と思って聞き流していたが、やはり自民党候補が首相をボロクソに言うということには全国ニュースの価値はある。
田村氏としては相手が首相であっても悪態をつける、いごっそうぶりを売り物にするつもりのようである。県民の中の圧倒的な自民党批判をかわす苦肉の策というか、これしか手がないのかもしれない。だが、ただよく観察していると彼の毒舌は、結構括弧付きであることが分かる。
結局、本人の前ではやらない。必ず本人が帰ってから、おらんなってからやるのである。先日の中川幹事長の時もそう。本人が会場を出たとたん、「あんながにだまされたらいかん」とコテンパンにしたが、途中退席しなかった麻生大臣には特段何も言わなかった。その一方で某宗教団体には、あからさまに平気でペコペコするのだから、不思議だ。
首相に楯突くいごっそうぶりが話題になることは彼の狙い通りだろう。破天荒なようで、意外としっかり計算されているのである。だが、これが中途半端になると、どっちつかずで、自民党本体から見放され、有権者からも馬鹿にされることにもなりかねないのではないか。
案の定というか、田村発言に激怒した党本部が、予定していた安部総理の2度目の応援を、とりやめた。田村氏も本心では計算がはずれたのではないだろうか。この後の田村発言の変化に注目である。
田村氏としては相手が首相であっても悪態をつける、いごっそうぶりを売り物にするつもりのようである。県民の中の圧倒的な自民党批判をかわす苦肉の策というか、これしか手がないのかもしれない。だが、ただよく観察していると彼の毒舌は、結構括弧付きであることが分かる。
結局、本人の前ではやらない。必ず本人が帰ってから、おらんなってからやるのである。先日の中川幹事長の時もそう。本人が会場を出たとたん、「あんながにだまされたらいかん」とコテンパンにしたが、途中退席しなかった麻生大臣には特段何も言わなかった。その一方で某宗教団体には、あからさまに平気でペコペコするのだから、不思議だ。
首相に楯突くいごっそうぶりが話題になることは彼の狙い通りだろう。破天荒なようで、意外としっかり計算されているのである。だが、これが中途半端になると、どっちつかずで、自民党本体から見放され、有権者からも馬鹿にされることにもなりかねないのではないか。
案の定というか、田村発言に激怒した党本部が、予定していた安部総理の2度目の応援を、とりやめた。田村氏も本心では計算がはずれたのではないだろうか。この後の田村発言の変化に注目である。
by tosahiro-k
| 2007-07-18 01:21
| 取材こぼれ話