2007年 08月 20日
夏休み |
橋本知事が蓼科かどっかの別荘で休養しているのに目くじらをたてる人もいるようだが、ま、それくらいいいんじゃないのと思いつつ、恥ずかしながらワタクシの夏休みを若干だけ紹介して慰みものにしていただきたいと思う。
山岳会の仲間は、南アでテント縦走という大学生みたいな合宿で頑張っていたが、今年はそれを横目に自分は「里帰り」をした。
で、自分の現在の「里」は、実は東京の町田。町田というのが、これまた東京の辺地で地政学的には完全に神奈川県。町田から小田急で新宿に向かう途中、一端は川崎市に入るほど奥である。東京が神奈川県にむかいイタリアの半島のように食い込んでいるその先端部が町田市なのである。
灼熱地獄の東京をさまよってきたわけだが、笑われると思うけど、まずはここ。町田とは都心を挟んで正反対の千葉のTDL。シャレにならない熱さだった。
映画で人気が出てリニュアールしたパイレーツ・オブ・カリビアン関係の催しは全部おさえさせられた。USJのウォーターワールドのパクリで観客に水をかけたり、炎がボンボンあがるショーをやっていて大人気。
そして鎌倉見物。小学生低学年の時に北鎌倉に住んでいて、円覚寺で遊んだ記憶があったので、再び円覚寺を訪ねた。うっすら見覚えがあるようなないような・・・・。それから建長寺、鶴岡八幡宮、大仏へと徒歩で回り、途中で鳩サブレを買う、黄金のお上りさんコース。マジで熱中症になりそうで、連れはみな不機嫌になった・・・・。
鶴岡八幡宮の大銀杏。三代将軍実朝が、銀杏の陰に隠れていた別当公暁に殺された。公暁(頼朝の子?)は源氏を絶やし北条が権力を掌握することを狙った政子にそそのかされ犯行に及び、政子の狙い通り源氏は滅亡したという重い歴史を背負った場所であり、その銀杏の大木は階段の横に今もそびえている。樹齢1000年、いや当時から隠れることができるほど太かったのだから1200年くらいか。すごい木だ。だがこのエピソードを書いたものも現地には特になく、ほとんどの観光客は関心を持っていない。惜しいことだ。
中央大学。自分にろくな学歴がない反動か、有名大学を回るのが結構好き。以前早稲田に行った時は周囲からも結構リアクションがあった。今回はちょっと地味だが、白門で知られる中央大をおじゃました。というか、実は町田の「実家」の裏山を越えたらすぐのところに同大の多摩キャンパス(八王子市)があるので、ちょっと行ってみたわけ。
はっきり言って、高知のワタクシが言うのもなんですが、ここってホントにホントに東京都?という感じの何もない「ド田舎」でした。周囲は山、山、山・・・。ワタクシが今住んでいる高知市北部によく似た環境で、モノレールの駅を降りて改札を出たら、そこはもう大学の裏門の内側。大学前に学生街や飲み屋やパチンコ屋どころか、タダの一軒の店もない。遥か遠い白亜の校舎を見上げ、坂をえっちらおっちら登っていく。
一方、大学の中はというと非常に近代的で、生協の購買と学食は大規模で安く、美容院もあった。大学の中にいる分にはなんでも揃う。勉強に集中したい学生には雑音が少なく、いい環境なのかもしれない。
そして定番の学生運動ウォッチ。中大では「中大九条の会」とか、頑張っておられる先生もかなりいるようだが、学生はどんな感じだろうか。三派みたいな反戦なんとかのビラはベタベタとあった。民青系は1枚だけ見かけた。ま、細々とはやってるみたい。
山岳会の仲間は、南アでテント縦走という大学生みたいな合宿で頑張っていたが、今年はそれを横目に自分は「里帰り」をした。
で、自分の現在の「里」は、実は東京の町田。町田というのが、これまた東京の辺地で地政学的には完全に神奈川県。町田から小田急で新宿に向かう途中、一端は川崎市に入るほど奥である。東京が神奈川県にむかいイタリアの半島のように食い込んでいるその先端部が町田市なのである。
灼熱地獄の東京をさまよってきたわけだが、笑われると思うけど、まずはここ。町田とは都心を挟んで正反対の千葉のTDL。シャレにならない熱さだった。
映画で人気が出てリニュアールしたパイレーツ・オブ・カリビアン関係の催しは全部おさえさせられた。USJのウォーターワールドのパクリで観客に水をかけたり、炎がボンボンあがるショーをやっていて大人気。
そして鎌倉見物。小学生低学年の時に北鎌倉に住んでいて、円覚寺で遊んだ記憶があったので、再び円覚寺を訪ねた。うっすら見覚えがあるようなないような・・・・。それから建長寺、鶴岡八幡宮、大仏へと徒歩で回り、途中で鳩サブレを買う、黄金のお上りさんコース。マジで熱中症になりそうで、連れはみな不機嫌になった・・・・。
鶴岡八幡宮の大銀杏。三代将軍実朝が、銀杏の陰に隠れていた別当公暁に殺された。公暁(頼朝の子?)は源氏を絶やし北条が権力を掌握することを狙った政子にそそのかされ犯行に及び、政子の狙い通り源氏は滅亡したという重い歴史を背負った場所であり、その銀杏の大木は階段の横に今もそびえている。樹齢1000年、いや当時から隠れることができるほど太かったのだから1200年くらいか。すごい木だ。だがこのエピソードを書いたものも現地には特になく、ほとんどの観光客は関心を持っていない。惜しいことだ。
中央大学。自分にろくな学歴がない反動か、有名大学を回るのが結構好き。以前早稲田に行った時は周囲からも結構リアクションがあった。今回はちょっと地味だが、白門で知られる中央大をおじゃました。というか、実は町田の「実家」の裏山を越えたらすぐのところに同大の多摩キャンパス(八王子市)があるので、ちょっと行ってみたわけ。
はっきり言って、高知のワタクシが言うのもなんですが、ここってホントにホントに東京都?という感じの何もない「ド田舎」でした。周囲は山、山、山・・・。ワタクシが今住んでいる高知市北部によく似た環境で、モノレールの駅を降りて改札を出たら、そこはもう大学の裏門の内側。大学前に学生街や飲み屋やパチンコ屋どころか、タダの一軒の店もない。遥か遠い白亜の校舎を見上げ、坂をえっちらおっちら登っていく。
一方、大学の中はというと非常に近代的で、生協の購買と学食は大規模で安く、美容院もあった。大学の中にいる分にはなんでも揃う。勉強に集中したい学生には雑音が少なく、いい環境なのかもしれない。
そして定番の学生運動ウォッチ。中大では「中大九条の会」とか、頑張っておられる先生もかなりいるようだが、学生はどんな感じだろうか。三派みたいな反戦なんとかのビラはベタベタとあった。民青系は1枚だけ見かけた。ま、細々とはやってるみたい。
by tosahiro-k
| 2007-08-20 23:22
| その他