2007年 12月 27日
タムロンレンズ 17-50 A-16のトラブル |
ニコンの純正品でなく、社外品の安物なのだが、使いやすく結構気に入っていた。が、1年半ほどでトラブル発生。フィルターとフードを固定している前玉の前についているリングが緩んでガタガタになってしまった。落としたりしなければレンズというのは滅多に壊れないもの。特にフィルム・カメラ時代には、相当過酷なことをしてもレンズが壊れたことなどなかった。
前玉そのものは動いていないので、画質に影響はないのだが、レンズがガタガタしているようでは気分が悪く、話にならない。WEBで検索してみると、同じような症例が出ており、メーカーの設計ミスか出荷時の締め付け不足ではなかろうかと思われる。
レンズを買った販売店に持っていくと、対応した店員さんは、修理になるとのことだが、まったくレンズに対する知識がなさそうだった。修理と言っても特殊工具で締め付けて終わりだろう。こんな簡単に緩むレンズを販売しておいて、何万円も修理代を支払うのは、納得がいかない。こんな状況なら、メーカー側がリコールをかけて、「増し締めします」というようなケースである。
そこで、この際、タムロンという企業の体質を知るためということもあり、修理窓口に直電してみようと思う。その顛末はまた今度。
もし、このレンズを買おうという方がいたら、このトラブルはあちこちで出ているようですので、頭に入れておいたほうがよいと思う。(ガタが発生しているのは右先端のレンズ枠)
追記 タムロンに電話をしたところ、保証期間が過ぎていても無償で対応するとのこと。特定のロットだけかもしれないが、やはり同様のケースがかなり出ている様子である。着払いでメーカーに直で送ってくれと言っていた。メーカー側の対応としては悪くなく、それなりに誠意のある姿勢なので了とする。年が明けたら送ってみるつもり。
by tosahiro-k
| 2007-12-27 23:11
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