2007年 12月 28日
温く飯 |
ここのところの連休対策なのだろうが、高知新聞に例の覆面座談会が立て続けに掲載された。
まず選挙を振り返っての分。「市議選や県議選も政党頼みではいけない」・・・・。要するに既成政党や組織と「フツー」の有権者は対立するから、政党に頼る選挙では市民不在だと言いたいようだ。昔の日市連みたい。
しかし、議会議員選挙というのは、政党が政策をたたかわせる場であり、政党は議会制民主主義の重要な構成部分ではないだろうか。
政党とは、政治上の同じ意見や考え方を持つ者が、その意見や考え方を実現するための集まりであって、当然に高知県民や高知市民である有権者一人一人が加わっている。政党と市民や有権者を対立的に区分けするのはナンセンス。市民が加わる政党が中心になって議員選挙をたたかうのは当然ではないだろうか。
問題にするとすれば政党のあり方だろう。政党の政策に一貫性がなかったり、「大連立」など選挙公約と違うことを平気でやり、掲げている政策と加入している構成員の要求との不一致やねじれ、構成員が業界団体や労組と一体になったり、ある宗教を信じたら政党のような活動をすること、企業団体献金や政党助成金など党財政のあり方などを見た時に、多くの政党が政党の本来あるべき体をなしていないことではないだろうか。
それと今朝のやつ。「温く飯の味」には笑った。この語彙はだれのセンスだろうか、相変わらず覆面なので分かりようもないが、まさか自分より歳下ばかりの現場の記者がこういう言い回しはしないと思うのだけれど・・・。
まず選挙を振り返っての分。「市議選や県議選も政党頼みではいけない」・・・・。要するに既成政党や組織と「フツー」の有権者は対立するから、政党に頼る選挙では市民不在だと言いたいようだ。昔の日市連みたい。
しかし、議会議員選挙というのは、政党が政策をたたかわせる場であり、政党は議会制民主主義の重要な構成部分ではないだろうか。
政党とは、政治上の同じ意見や考え方を持つ者が、その意見や考え方を実現するための集まりであって、当然に高知県民や高知市民である有権者一人一人が加わっている。政党と市民や有権者を対立的に区分けするのはナンセンス。市民が加わる政党が中心になって議員選挙をたたかうのは当然ではないだろうか。
問題にするとすれば政党のあり方だろう。政党の政策に一貫性がなかったり、「大連立」など選挙公約と違うことを平気でやり、掲げている政策と加入している構成員の要求との不一致やねじれ、構成員が業界団体や労組と一体になったり、ある宗教を信じたら政党のような活動をすること、企業団体献金や政党助成金など党財政のあり方などを見た時に、多くの政党が政党の本来あるべき体をなしていないことではないだろうか。
それと今朝のやつ。「温く飯の味」には笑った。この語彙はだれのセンスだろうか、相変わらず覆面なので分かりようもないが、まさか自分より歳下ばかりの現場の記者がこういう言い回しはしないと思うのだけれど・・・。
by tosahiro-k
| 2007-12-28 18:18
| 取材こぼれ話