2008年 01月 12日
夕凪の街 桜の国 |
「夕凪の街 桜の国」の上映会があったので子供を連れて観てきた。秀作である。サントラもよかった。ベテランとともに若い役者の演技にも好感が持てた。何よりアメリカ人に観てほしいと思った。そして3月に判決が出る芸西の方が訴えている原爆症訴訟のことが何度も頭をよぎった。
映画もよかったが、原作のコミックの完成度の高さはさらに優れている。共産党県委のO田さんの大学の後輩の漫画評論家が、格調高い批評をしているので読んでいただきいたい。とにかく難しいことはぬきにして、この作品の読者に訴えかける力は強烈だ。
少女漫画的なタッチということもあってか、この作品は「声高ではない訴え」であるということがあちこちで繰り返し論じられているが、自分には悪い意味でなくかなり「声高」に、ストレートな訴えに感じられた。
いずれにせよ、非常に優れた作品で、若い世代へのハードルが非常に低いので(読めと言わなくても勝手に子供が何度も読んでいた)、もっと図書館や学校に置いたり、教材として活用するなどしてもらえればと思った。
映画もよかったが、原作のコミックの完成度の高さはさらに優れている。共産党県委のO田さんの大学の後輩の漫画評論家が、格調高い批評をしているので読んでいただきいたい。とにかく難しいことはぬきにして、この作品の読者に訴えかける力は強烈だ。
少女漫画的なタッチということもあってか、この作品は「声高ではない訴え」であるということがあちこちで繰り返し論じられているが、自分には悪い意味でなくかなり「声高」に、ストレートな訴えに感じられた。
いずれにせよ、非常に優れた作品で、若い世代へのハードルが非常に低いので(読めと言わなくても勝手に子供が何度も読んでいた)、もっと図書館や学校に置いたり、教材として活用するなどしてもらえればと思った。
by tosahiro-k
| 2008-01-12 10:42
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