2008年 02月 21日
顎足枕 |
国会では国交省職員が勤務中に、道路特定財源維持を求める署名活動をしていた「自作自演」が指摘されて問題になったが、高知県の「はちきん連合」問題は、役所が公的な立場や金を利用して世論を偽装するという点ではまったく質的には同じように思える。が、おそらく今の県には、全然そういう感覚はない。「何でそんなこと言われんといかんがな」というところだろう。
土木部の幹部や同級生には相当嫌われてしまったが、一連の土木部の感覚というかセンスは、県庁内でも特異な部類であるということはよく考えていただきたい。旅費はもちろん、やはり金の感覚が他とは全然違う。
さて、はちきん連合。2月1日の冬柴大臣の会見で「高知県の土佐はちきん連合の女性が来られました。本当にあの方達は、演技でも何でもないですよ、涙を浮かべて言っていましたよ。私のところへ来られる方々の熱心な態度は、やはり尊重されると思います」と引き合いに出したので全国区になった。
県が丸裸で言ったところで誰も耳を貸さないだろうが、自主的な女性団体であれば話は別。ニュースになるというものである。県道路課のHPには、大臣に陳情するはちきん連合の写真がデカデカと載せられている。
しかし、この方々は自発的に活動しているのではなく、県道路課の依頼で上京し、交通費、宿泊費を県費と市町村費で負担しているわけで、おまけに上京した6人のうち1人は県道路課の職員。自作自演としか言いようがない。
おそらく県は道路特定財源の維持は県議会の意見書もあり、県民の総意だからOKと言うのだだろうが、まず意見書は全会一致ではない(共産緑心が反対、民主のO石議員は維持に賛成した)し、意見書があって何でもOKなら、地方交付税の削減でも後期高齢者医療制度でも、道路のようにバンバン県費を投入して反対運動を組織していただきたいものである。
土木部の幹部や同級生には相当嫌われてしまったが、一連の土木部の感覚というかセンスは、県庁内でも特異な部類であるということはよく考えていただきたい。旅費はもちろん、やはり金の感覚が他とは全然違う。
さて、はちきん連合。2月1日の冬柴大臣の会見で「高知県の土佐はちきん連合の女性が来られました。本当にあの方達は、演技でも何でもないですよ、涙を浮かべて言っていましたよ。私のところへ来られる方々の熱心な態度は、やはり尊重されると思います」と引き合いに出したので全国区になった。
県が丸裸で言ったところで誰も耳を貸さないだろうが、自主的な女性団体であれば話は別。ニュースになるというものである。県道路課のHPには、大臣に陳情するはちきん連合の写真がデカデカと載せられている。
しかし、この方々は自発的に活動しているのではなく、県道路課の依頼で上京し、交通費、宿泊費を県費と市町村費で負担しているわけで、おまけに上京した6人のうち1人は県道路課の職員。自作自演としか言いようがない。
おそらく県は道路特定財源の維持は県議会の意見書もあり、県民の総意だからOKと言うのだだろうが、まず意見書は全会一致ではない(共産緑心が反対、民主のO石議員は維持に賛成した)し、意見書があって何でもOKなら、地方交付税の削減でも後期高齢者医療制度でも、道路のようにバンバン県費を投入して反対運動を組織していただきたいものである。
by tosahiro-k
| 2008-02-21 01:17
| 取材こぼれ話