2008年 03月 27日
闇融資のその後 |
橋本前知事らが、モード・アバンセへの闇融資によって県に穴が開いてしまった金額を、賠償しろとオンブズマンに訴えられていた裁判で、原告・被告間で和解が成立。彼らは県に2000万円を支払うという。
これを受けて尾崎知事の会見があり、職員によるカンパによる賠償(おわびの気持ち)に意欲を示したので、話はカンパ一色になった。さらに事件の組織的な総括がまだできていないので、これからやらんといかんみたいな話になった。う~ん。はっきり言うと、ピンぼけだ。核心はカンパの額などではないし、総括ができていないなどという話は???だいたい「総括」とは何を指しているのだろうか。このあたりのことは仕事のほうで詳しく書くつもり。
何かしたいという尾崎氏の気持ちもわからないではない。賠償カンパは強制にならない形でやるなら、いいのかもしれないが(実際にはなかなか難しいだろう)、そもそも筋が違う。組織的総括ができていないなどと軽く言われては、T河副知事やN沢部長も立つ瀬があるまい。13年以降、懸命に議論をして相当なことをやってきたのはなんだったのか?オンブズマンT氏の高新のコメントもまったく的外れ。ま、この人はいつでも高新と同じことしか言わないが。
総括がされていないのではない。この間の真剣な総括に基づいてやってきた実践を、働きかけ公表を忌み嫌う自民党県議団や部落解放同盟に推薦されたという、前知事にない改革後退への懸念材料を抱える知事が、絶対に風化させない、さらに発展させていくぞという敢然とした決意を表明することが求められているのではないか。
尾崎知事はもちろん、多くの記者も改革後の県庁しかしらないわけで、解同が肩で風をきっていた時代の実感がない。高新の論調も13年以降の転換をあまりに過小評価している。「総括ができていない」→「闇がまだ続いている」ということなのだろうか。
高新も総括、総括というのであれば、同和タブーで書くべきことをぜんぜん書かずに、解同を野放しにした自らの重大な責任についても、もっと真剣な反省をしてほしいものだ。県の一般職員にカンパを求めるというなら高新もしたらどうだろうか。
これを受けて尾崎知事の会見があり、職員によるカンパによる賠償(おわびの気持ち)に意欲を示したので、話はカンパ一色になった。さらに事件の組織的な総括がまだできていないので、これからやらんといかんみたいな話になった。う~ん。はっきり言うと、ピンぼけだ。核心はカンパの額などではないし、総括ができていないなどという話は???だいたい「総括」とは何を指しているのだろうか。このあたりのことは仕事のほうで詳しく書くつもり。
何かしたいという尾崎氏の気持ちもわからないではない。賠償カンパは強制にならない形でやるなら、いいのかもしれないが(実際にはなかなか難しいだろう)、そもそも筋が違う。組織的総括ができていないなどと軽く言われては、T河副知事やN沢部長も立つ瀬があるまい。13年以降、懸命に議論をして相当なことをやってきたのはなんだったのか?オンブズマンT氏の高新のコメントもまったく的外れ。ま、この人はいつでも高新と同じことしか言わないが。
総括がされていないのではない。この間の真剣な総括に基づいてやってきた実践を、働きかけ公表を忌み嫌う自民党県議団や部落解放同盟に推薦されたという、前知事にない改革後退への懸念材料を抱える知事が、絶対に風化させない、さらに発展させていくぞという敢然とした決意を表明することが求められているのではないか。
尾崎知事はもちろん、多くの記者も改革後の県庁しかしらないわけで、解同が肩で風をきっていた時代の実感がない。高新の論調も13年以降の転換をあまりに過小評価している。「総括ができていない」→「闇がまだ続いている」ということなのだろうか。
高新も総括、総括というのであれば、同和タブーで書くべきことをぜんぜん書かずに、解同を野放しにした自らの重大な責任についても、もっと真剣な反省をしてほしいものだ。県の一般職員にカンパを求めるというなら高新もしたらどうだろうか。
by tosahiro-k
| 2008-03-27 01:02
| 取材こぼれ話